あらすじ
働く女性の貧困や、経済的に自立できず結婚できない男性が急増しているというニュースが巷に流れています。しかし、日本の学生は、いよいよ就活という時まで、自分の職業や仕事について、よく考え抜いてはいないのではないでしょうか。求人情報や労働条件を見て、とにかく片っ端から採用試験を受けるという人が大半ではないでしょうか。そのために、せっかく入った会社をあっけなく退社することに…。じつは、著者自身がまさにそれで、その後の採用試験を受けるたびに、「最初の会社は、なんで半年でやめたの?」としつこく訊かれたそうです。本書は、幸せに働く、働いて自由になる、働きながら夢をかなえるには、どんな働き方があるのかを、自らの「しくじり経験」から語ります。「自分には何ができるか」「自活するにはどんな仕事についたらいいか」を探すため、衣料品店店長、ブライダル関係をはじめとする50以上の職場での体験談には説得力があります。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
学生さんが読む本。ビジネス書とかで読んだことあるような言葉が結構出て来る。10分前には集合して最後に席を立って周りの忘れ物をみる。サービス精神。自分の意見が言える人になるって言うのは大事やなって思った。人からどう思われるか、ではなく「あなたはどう思うか」を求められている事に気づく。
Posted by ブクログ
よくある仕事自己啓発本にある内容です。
著者が転職回数50回もあることをサラッと書いていて、いま作家として好きな仕事にたどりつけた、という。家族を扶養せねばならない人にはお勧めできない生き方です。
ちなみに新聞記者などかつては高根の花だった職業は、いま非正規職で就職のハードルが下がっている、ということを付言しておきたいです。要するにやりがい搾取でなりたがる人が多い仕事は労働環境が悪く、そのため人の移動が多い。
結論としては、どんな環境にあっても、働くことをあきらめてはいけないということでしょうか。
・「どこで」よりも「なにがしたいか」
・チャンスに備えて準備
・働くことは自由を手に入れる
・理不尽さ、解決できないことで足を取られない