あらすじ
◆「増殖する“ナニナニ女子”とこじれないライフ」を提唱◆
若い女性のカテゴライズがはっきりとしてきた。
自己顕示欲が強く、「意識の高い」生き方をする「キラキラ女子」、コンプレックスを抱え込む「こじらせ女子」を両極に、現代の若い女性たちはさまざまなクラスタに分類され、それぞれのクラスタ間には交流がないどころか、敵対意識さえ生じている。
そんな時代にあっては、他クラスタの女子との不要な炎上事故を避けることが重要である。クラスタが違えば生き方も価値観も大いに異なるため、食事や恋愛ひとつとっても、不意に予期せぬ紛争が勃発する恐れがある。また、仕事や恋愛において、業績や男の奪い合いといった「領土紛争」も考えられる。
そこで本書では、このような「〇〇女子戦国時代」を安全かつ不利益を蒙らない形で生き抜くための外交術を提案する。
◆ゾクセー過多時代を生き抜くための処世術<内容一例>◆
◎「無所属女子」とは?
・自分へのレッテルをはがす
・違いにこだわらず、流す
・“馴れ合い”を捨てる
・“仮面”を意識する
・「たくさんの私」に気づく …etc
◎「無所属女子」のススメ
・組織に依存しない
・「目的が先、手段が後」で考える
・自分のタマネギの皮をはぐ
・共倒れしないために依存しない
・ひとりの時間で、自分を更新する …etc
◎「無所属女子」として生きる
・“世間体”という幻想に惑わされない
・群れることが前提の絆は捨てる
・コミュニティーは、何度も卒業する
・「会いたい」だけで会わない
・孤独に親しむ
・しゃべらないで会話する …etc
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
人間関係に悩んでいたタイミングでタイトルに惹かれ購入。こういう場面ではこうした方が良いという詳細の具体策が載っている訳ではないけれど、無理してまで誰かと仲良くする必要は無いよ、一匹狼いいじゃん!という気持ちを肯定してもらえた一冊でした。
Posted by ブクログ
題名だけで読んでみて、あとから「炎上」キーワードでよく出てくるひとだと知りました。
中谷彰広さんがその昔はじめた「○○の50」みたいな感じで、題名とちょっとした記事が書いてあります。
どこかにべったり「所属」しないで、レッテルや仮面を意識せずにフラットに自分を見る目を持ちましょう、という話には納得させられるでしょう。
特に、今レッテルを張られていたり、人間関係で閉塞感を感じていたりすればなおのこと。
しかし・・・よく見ると「監著」の文字。
なんですか?監著、って。
誰かが書いた文章を、「うん。いいね。これでいきましょう」ってこと?
このくらいの分量なら・・・一人で書いてほしいところですが。そういうことなんでしょうか。