あらすじ
【特別版/書籍発売時、一部書店用に書き下ろされた番外編収録!】よく見ると綺麗なのに内気すぎて目立たない遥斗は、バイト先のカフェで出逢った美容外科医・佳明に想いを寄せていた。でも…きっとこんな気持ちは迷惑。そう恋心を抑える遥斗だったが、ある日佳明から「きみは理想の人だ」と告白される。思わぬ恋の成就に夢中になる遥斗。だが佳明の本当の「理想の人」は遥斗にうり二つの昔の恋人だった。そんなこととも知らず、もっと彼好みになりたいと佳明に言われるまま、遥斗は服装や髪型、言動まで変え、一途に心を傾けてゆくが……。
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Posted by ブクログ
美容外科医×カフェ店員
年の差スパダリ溺愛系か・・・?と思ったら身代わり彼氏でした。
出会いがちょっと・・・攻めが身勝手すぎると思ったけど。
受けの遥斗が攻めの佳明の過去(元カレ?)を知ってからのすれ違いはキュンキュンしました。
Posted by ブクログ
▼あらすじ
よく見ると綺麗なのに内気すぎて目立たない遥斗は、バイト先のカフェで出逢った美容外科医・佳明に想いを寄せていた。
でも…きっとこんな気持ちは迷惑。そう恋心を抑える遥斗だったが、ある日佳明から「きみは理想の人だ」と告白される。
思わぬ恋の成就に夢中になる遥斗。
だが佳明の本当の「理想の人」は遥斗にうり二つの昔の恋人だった。
そんなこととも知らず、もっと彼好みになりたいと佳明に言われるまま、遥斗は服装や髪型、言動まで変え、一途に心を傾けてゆくが……。
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凄く面白くて一気に読んでしまった作品でした。
過去に分かれた恋人に容姿がそっくりだという理由から受けに惹かれ、あっという間に自分の物にしてしまった攻め。一方、攻めが自分を通して別人を見ている事など予想だにしていない受けは攻めに懸命に尽くすんです…。
その健気っぷりがもう堪らない。受けがとにかく良い子過ぎて好感しかありません。
じゃあ、攻めはと言うと最初こそ酷いやつだと思っていたのですが、受けを見る目が変わる決定的なエピソードがきちんと描かれているので不完全燃焼にならず、この辺は作者さんの文章力の高さが窺えました。
なにせ完全に顔から入った恋なので、一歩間違えれば攻めの印象は最低になってしまいますからね。そういう評価にならなくて本当に良かったです。
個人的にグッと来たシーンはやっぱり受けがレストランで攻めを待ち続けるシーンですかね。
このエピソードがきっかけで攻めは初めて受け自身に目を向ける事になるのですが、攻めが心変わりするに相応しい、インパクトのあるシーンだったな、と思いました。
また、攻めの美容外科医という職業もただの設定で終わらせるんじゃなくて作品にきちんと活かされており、なかなか興味深い説明もあったりして、そういった点でも読み応えと面白さがしっかりと感じられる満足度の高いストーリーでした。(^^)
全体的にあまめの雰囲気の作品ですが、適度にシリアスなシーンもあるので飽きる事なく最後まで楽しめるかと思います。
特にエロよりもストーリー重視派な方には是非ともお勧めしたい作品の一つです。
初読みの作家さんでしたが、思いがけず素晴らしい作品に出会えたのでこれをきっかけに他の作品も読んでみるつもりです。
評価は文句なしの★5という事で!
比べた挙げ句
友達から教えてもらって、昔の彼が忘れられないから
全く違う人を元カレに似せようと性格や行動まで替えようとする
自分なら堪えられない
でも本当に途中で気づいてくれてよかった
Posted by ブクログ
うえださんを読むのはこれで3冊目。これが一番感情移入できて良かったです。ただ薄味なのは変わらずで、ちょっとしたエピと告白だけでハッピーエンドというのは、サラッとしすぎなような気も。収録のSSももっと甘さがあればなあという感じ。でも総じて心理描写も丁寧で好感が持てました。
Posted by ブクログ
あらすじ
ぜんぶ信じていいですか?
よく見ると綺麗なのに内気すぎて目立たない遥斗は、バイト先のカフェで出逢った美容外科医・佳明に想いを寄せていた。
でも…きっとこんな気持ちは迷惑。そう恋心を抑える遥斗だったが、ある日佳明から「きみは理想の人だ」と告白される。
思わぬ恋の成就に夢中になる遥斗。
だが佳明の本当の「理想の人」は遥斗にうり二つの昔の恋人だった。
そんなこととも知らず、もっと彼好みになりたいと佳明に言われるまま、遥斗は服装や髪型、言動まで変え、一途に心を傾けてゆくが……。
佳明の傲慢さがなりを潜めていく過程とか、事実を知った遥斗に懺悔するあたりとかは胸が空く。
遥斗は、簡単に許しすぎだと思う。もっと反省させるべきだ。
Posted by ブクログ
攻め:橘高佳明
受け:平井遥斗
異動したアルバイト先のカフェで出逢った年上の橘高に付き合って欲しいと言われ幸せな日々を過ごす遥斗。引っ込み思案な遥斗は橘高にもう少し自己主張をするようにと言われそれすらも嬉しい。
だが橘高は遥斗に瓜二つの昔の恋人の面影を追っていて、、、。
昔の恋人の事を知った時にもう一波乱あるかな?と思いきや、そういうドロドロには突入せず、素直に自分の気持ちを語る攻め、そしてそれを素直に聞く受け。そこがうえだ先生ぽく、優しくて素直な登場人物たちだなぁと思いました。
物語的にはもう一波乱あればグッと重みはましたのだろうと思うけど、あえてそこまでドロドロにせず、あっさり二人が気持ちを通いあわせる事が出来て良かったなと思います。