【感想・ネタバレ】超一流の二流をめざせ!のレビュー

あらすじ

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無名の新人をベストセラー著者へと導く手腕が高く評価されている長倉顕太さんは、
編集者としての10年間でトータル1000万部以上読まれた書籍を手がけたという、驚異的な記録を打ち立ててきました。
現在はコンテンツ(書籍、電子書籍、オウンドメディア)のプロデュースや
個人・企業のコンサルティングなども手がけながら幅広く活動しています。
そうした生き方の中で強烈に感じたのが、「世界の99%の人は凡人である」ということだそうです。
この本は凡人たちが「すごい人」のマネをせずに、いかに成功していくかをまとめた1冊です。


*目次より

序章 「世界一“残酷”な成功法則」へようこそ

第1章 Walk on the wild side
「すごい人」にはなれない現実

第2章 Sympathy for the devil
「不安情報社会」の闇

第3章 Raw power
自分の人生を手に入れる「世界観」のつくり方

第4章 Degenerated
落ちて落ちて「ゼロ」になれ!

第5章 Where is my mind?
「言葉」と「お金」をコントロールしろ!

第6章 Vanishing point
「死」という同伴者とともに生きろ!

私が影響を受けた本の世界(長倉文庫の20冊)

あとがき 二流同盟に入りませんか?

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ある仕事でこの人のことを知って、
語り口が容赦なくバサバサっと切り捨てるような感じが
最高に気持ちが良くて、
この人好きだわーと瞬間的に思ったので、
書籍としては初の作品を早速購入して読んでみました。

口悪いなー!w
でもそれだけじゃなく、様々な仕事をしてきて、
自信もそれなりの経験をされてきたからこその、
裏打ちのある感性が表現されていてとても気持ちが良かった。

すごく良かったです。

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2015年11月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

大学を卒業後、歌舞伎町でギャンブルに関わる仕事をしてお金を貯め、ギャンブルをするために渡米、帰国後もフリーターをしていた28歳のときに出版社に声をかけられ編集者となる。その後、1000万部を出版しベストセラーを連発、ブランディングやマーケティングの会社で独立した著者の想いのこもった処女作。

世界で一流と呼ばれる人はたったの1%。他の人たちは、どう頑張ってみても一流にはなれない。それならば、超一流の二流を目指してみよう。人のもつ特性を理解して、自分のおかれた環境を考え、自分のための成功法則をつかもう。という趣旨のもと、よくある啓発本や成功法則とはひと味違った内容が紹介されている。

まず、他人が意図的に仕掛けた情報を鵜呑みにして、他人がつくった常識にとらわれ、他人がつくった価値を信じ、他人がつくった役を演じ、他人の言葉を使い、それが自分の人生だと思い込んでいる現実に気づくことから始める。
自分の好きな言葉に『信じるな、疑うな、確かめろ』という言葉があるけど、そういうことだと思う。社会に氾濫する情報は、全てが人がつくったもの。その情報を盲信して踊らされるのではなく、自分の頭で一考する癖をつけないと、簡単に他人につくられた人生を歩むことになってしまう。

また、使う言葉やお金をコントロールし、死を意識しながら生きよう。

人の思考のベースは言葉である。言葉を使って思考し、言葉を使って物事を認識し、言葉を使ってコミュニケーションをとる。思ってみれば、自分の知らない言葉について考えることはすごく難しい。もはや頭にないかもしれない。そして、人がつくった言葉、例えば『自由には責任が伴う』と自由と責任をセットで覚えてしまうと、好き勝手やったら痛い目に会うぞと洗脳され、自由から遠ざかってしまう。

そして、価格が高いものこそ価値の高いものと思い込んでしまうと、そのものの価値を自分で決めることをやめてしまい、他人がつくった常識や流行にのせられてしまう。自分にとって本当にいいものやサービスを判断し、お金にコントロールされない感覚を身につける。

死を意識するというと、宗教的なものを連想してしまうが、そうではなく、『終わり』を意識すると言い換えてもいい。多くの人は、いつか死んでしまうと理解していても、ついつい人生や今の状況を永遠に続くものと思ってしまっている。そのせいで、今やるべきことをやらないまま、時間だけが無駄に過ぎていってしまう。期間限定の商品が、発売当初と終盤に売上が伸びるのは、買おうと決めていた人が最初に買い、迷っている人は最後に駆け込みで買うから。人生に終わりがないと思ってしまうと、駆け込みですら買うチャンスを逃してしまう。自分で終わりを設定して生きることで、やりたいこと、今やるべきことを自分で判断できるようになる。

人にはそれぞれ、輝かしい未来と可能性がある。しかし、人生はレースじゃない。自分の人生を謳歌するために、世に氾濫する他人がつくった情報や常識に踊らされず、自分で判断する癖をつけられる、超一流の二流になろう。

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2016年03月01日

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