【感想・ネタバレ】金の鳥の秘密のレビュー

あらすじ

いま危険な愛に目覚めて…『JUNEノベルズ』電子版!

負けるもんか、負けるもんか、負けるもんか。そう何度も唱えながら、夜の街へ足を向けた主人公孝志に、快い酔いなど訪れるはずもなかった。
自他ともに認める意地っ張りの孝志は、同じ大学で二年半つき合っていた征雄に突然別れを宣告され泥酔、そこを寛之に拾われる。寛之は、孝志が高校生のとき、征雄と二股かけた挙げ句に手酷くふった男だったが、過去にこだわらず優しかった。彼は迷い鳥のカナリアを保護していたが、急な出張が決まり孝志に世話を頼む。
小鳥と差し向かい、自分の内面を見つめ始めた孝志を激しく打ちのめしたのは、征雄のあけすけな心変わりだった。
さらに、孝志を追いつめるかのように、体調を崩したカナリアが落鳥。動揺した孝志は、寛之からかかってきた電話で泣いてしまうが、カナリアを助けたい一心で雨の街へ飛び出してゆく。
表題作のほか、孝志と寛之のときめきラヴシーンが楽しめる連作『金の鳥の憂鬱』『歌え金の鳥』を収録。

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Posted by ブクログ

いやあ、ヌルかった。が、攻めの職業設定に、私が烏城さんにハマッた「許可証」シリーズをちらっと連想させられます。あ〜、シリーズを読み返したくなってきた。

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2010年05月07日

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