あらすじ
子どもは誰でも成長の過程で、親、兄弟、親戚などの身近な人から「心の傷」を受けます。大人になったあなたは、普段の暮らしを特に問題なく過ごしているかもしれません。しかし、癒されないままの傷ついた子ども――インナーチャイルド――は、知らず知らずのうちにあなたの思いグセになったり、否定的な行動パターンを作り上げていたりします。「自分が嫌い」「自分には価値がないと思う」「自分を責めてしまう」「家族関係がよくない」「恋愛が続かない」「親密な関係になれない」「愛されていないと感じる」「不安で心が一杯になる」「やりたいことがわからない」「生きる意味がわからない」……こんなふうに感じるとき、あなたのインナーチャイルドは癒す必要があるかもしれません。
本書は、インナーチャイルドとの友好的な関係を作るためのワークの手順を詳しく解説する実践本です。よく考えられた手順に従って自分の内面を探ることで初めての人でも、傷ついた自分であるインナーチャイルドと出会って、過去の出来事について対話を行い、関係を深め、傷を癒すことができます。独学ではなかなか出会えなかったインナーチャイルドに、誰でも自然と出会うことができるのが大きな特徴です。また、著者やクライアントの事例・エピソードを多数収録し、読者は共感しながら、ときに涙を流しながら具体的に理解できます。さらに、初心者にありがちな質問にも回答を与えながら解説が進みますので、一人でもこのプロセスを十分楽しむことができます。友好的な関係を築くと、インナーチャイルドはあなたにアドバイスを与えてくれ、本来の望みがかなうのを助け、無条件の愛を感じられるようにしてくれるでしょう。ホ・オポノポノの実践に興味のある読者、次の人生のステップに向かいたい読者に広くお勧めします。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
実際にワークをしながらインナーチャイルド→マジカルチャイルド→ハイヤーセルフと繋がっていきます。
インナーチャイルドという言葉を知ったのは2006年くらいだったろうか。
それから気が向いた時に誘導瞑想やらワークやらを試してみるものの効果があるのか実感がない。
インナーチャイルドとは根気よく長期的な視点を持って地道に向き合い癒していく必要がありそうです。
Posted by ブクログ
●2025年7月31日、録画してた「シュリンクー精神科医ヨワイ 3《パーソナリティ症》」の作中で、主人公のパーソナリティの若い女性が、ヨワイ先生との治療を通して、パーソナリティ症になった原因が両親にあったこと、両親から子供の頃に見捨てられたことが傷になってることに気づいた。そのことをヨワイ先生に話すと「インナーチャイルドを癒してあげるとよい」とのアドバイスをさせる。
それを見て、私がチャットGPTで「インナーチャイルドを癒すことで人生やメンタルが変わる本のオススメは?」と質問して得られた回答のうちの1冊。