【感想・ネタバレ】いつわりの微笑のレビュー

キャサリン・スペンサー / 花津美子

ジーナは雑誌の取材をよそおい、ギリシアの大富豪アンゲロ・テュロスの80歳を祝う誕生パーティーに潜入していた。彼女はある事情から、どうしても老アンゲロと話をする必要があったのだ。しかしパーティー会場でジーナは見知らぬゴージャスな男性に微笑みかけられ、気がつけば彼女は会場を離れ、ミコスと名乗るその男と自分を見失ったまま熱いキスを交わしていた！ ミコスが実はアンゲロの部下で、ジーナの素性を探ろうと意図的に彼女を誘惑したとも知らずに…。

[ブクログ · ★★★★★]

主人公の女性はひとりで朝食つきの宿(B&B)を経営。
パーティー大皿料理、シャンパングラス+ワインボトル、三角カクテルグラス、グラス+料理、食べた後のテーブル上、シャンパングラス、赤シャンパングラス、赤ワイングラス+ボトル、パンプキンパイ作り。
あとがき
ギリシアの酒「ウゾ」…潰したブドウとレーズンを原料に、数十種類の香辛料を加え、発酵・蒸留させたもので、グレープ・ブランデーをベースとしたリキュールで水を注ぐと白濁する、不思議なお酒。アルコール度数は40度前後。
ギリシアのコーヒー…コーヒーの粉ごと煮出して粉が沈殿したところを上澄みだけ飲む濃いコーヒー。
ギリシアのパン…ギリシア人はギリシアのパンしか食べないというぐらい美味しいカリカリのパン。