あらすじ
人工的に作り出した赤ん坊を売って大儲けしようとする女性科学者。しかし彼女の男友達(ゲイ)は自分が赤ん坊を育てると言い出す…。啓示と救いに満ちた衝撃のデビュー作『バースデイ』を始め、情緒不安定な従姉に振り回されるヘタレ青年の物語『ライトナイトライト』、ロリータの純愛『金りんごちゃんの恋』、死んだ兄に憑かれた女子高生を描く『兎の生る木』、火星の海底プラントが舞台のSF『BIANCA』、冴えない青年の前に突然現れた謎の幼女との不思議な同居生活を描いた表題作『人生は二日だけ』。珠玉にして多彩な6作品を収録した、記念すべきデビューコミックス!
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Posted by ブクログ
死生観を中心とした短編集。
書き込みの多いコマが割と多くて、対照的に余白の広いコマで表現される孤独感が印象深い。
火星の環境に適応するには、何か大事なものを忘れなければならないという話が良かった。詳しい背景が何も分からず、医師の悩みだけが披露される。
Posted by ブクログ
半分くらいの話が、かなり80年代の大島弓子っぽく、コマ運びなどはほとんどパロディ。作者がPixivに掲載している細かいマンガをみると、それほど大島弓子っぽくもないので、これは意識してパロディした可能性も考えられる。そういう意味では擬古文的な作品。自分自身が80年代大島弓子ファンであったので、そういう部分ばかり気になって、作者自身のカラーを楽しむことができなかった。