【感想・ネタバレ】フォスティーヌ（１）（コミック・フリル）のレビュー

原ちえこ

明るく元気なフォリーは、旅回りの一座の娘。幼い頃からピアノが得意で、いつか音楽の都ウィーンで一流の演奏をするのが夢だった。ある日、領主の屋敷で芸を披露することになり、そこで美しい青年伯爵フレデリックと出会う。彼は偶然フォリーが落としたペンダントを拾うが、返してほしいと頼みに行くとフォリーにひどい言葉を投げつけてきた。「きみのだって？ ばかな。それとも盗んできたのか？」と。そのペンダントにはフォリーも知らない秘密が隠されていて…。