【感想・ネタバレ】君と濡れるのレビュー

夜光花 / 嘉弖苅クロエ

不動産屋に勤める一条祐樹は、いたって普通の家庭に育ち、普通のルックスで、可もなく不可もない平凡な人生を送っていた。しかし、店に大学時代の憧れの先輩が現れ、平凡な生活がそこから次第に変わっていく。過去にただひとつ、普通じゃない経験を先輩としてしまったのだ。 現在は有名な映画監督の、先輩こと・雨川太智は、祐樹を新居に呼び寄せ、カメラに収めながら身体を弄んでは、逆らえない祐樹を連れて、次々と引っ越していく……。その不可解な行動の真の目的とは？ ある雨の日に始まった、妖しく甘美な恋物語。

[柚梨 · ★★★★★]

全体のストーリーがとても面白くて、ぐんぐん読み進めてしまいました。元妻のくだりがあっさりでしたが、面白かったです。

[かなみ · ★★★★☆]

サクッと

サクッとあっという間に読めちゃいました。
表紙から　シリアスな話？と思いましたが、なんのなんの、エロたっぷりにちょいとホラー(サスペンスも？)が入った感じ。
主人公の祐樹が、ダメ　ダメ言いながらエロに流されていくのだけど、どこか『ふふっ』とさせてくれるキャラに何となく癒されました。