【感想・ネタバレ】西洋の3大インテリジェンスをのみこむ本のレビュー

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Posted by ブクログ

本を読むべし!

ただその一言にすぎない。
こういった知識本を読むだけはどうにも成らないバックボーンがあることを、ただただ思い知った本だ。

たとえば、日本というこの国のなかでは

中学か高校で丸暗記させられる、春はあけぼの という「枕草紙」の冒頭。
習わなくてもなんとんなく知っている「兵どもが夢の跡」

知らなくても身に染み着いている言葉と情景と心情。

これってあれを引用しているんだよね?と何となくでも知っている、染み着いたような物事や言葉を理解するには、その空気の中で生活するか、読んで読んで理解しなくても意味もなく記憶するくらいになって初めて分かるその域になって初めて、くすりと笑えたり理解が出来るものだと、改めて考えさせられた。

こういったコネタ本で、さっさと理解出来るなどと考えることは、全く思い上がりもいいところで、とうてい無理な話だ。
ただ、何度も本を読んで、反応するようになるしかないのだ。

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2013年01月06日

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