【感想・ネタバレ】誰と一緒でも疲れない「聴き方・話し方」のコツのレビュー

あらすじ

「話を盛り上げて、輪の中心になれる人」を見て、「自分もあんなふうになりたいな」と思ったことはないでしょうか。
でも、コミュニケーションとは、本来「目的に応じて相手とやりとりすること」。そのため、「盛り上げ上手=コミュニケーション上手」と考えていては、いつまで経っても本当のコミュニケーション力は磨かれません。
また、会話が途切れて沈黙になるのが怖い、気の利いた話ができない人だと思われたくない、などの理由から、無理やり沈黙を会話で埋めていることは多いものです。
しかし、ペラペラと無意味なことで沈黙を埋めている人は、かえって「余裕のない人」「落ち着きのない人」と思われる場合もあるのです。

一方で、愚痴を聞かされる、自慢話をされる、上から目線で評価してくるなどの場面では、ストレスを感じることも少なくありません。
しかし、こんなストレスフルなときでも、言葉の受け止め方や、相手を傷つけない上手な伝え方ができれば、悩まないで済みます。

そこで本書は、対人関係療法の精神科医が、
・安心して心を開ける環境をつくる方法
・沈黙に強くなり、誰と一緒でもリラックスしていられる方法
・ストレスを感じる話でも、上手に聴ける、話せる方法
などをやさしく解説します!

本書を読めば、もうコミュニケーションで悩む必要はありません!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

相手の領域に踏み込まない。

コミュニケーションの役割から考えていけばたいていのコミュニケーションの問題は解決できる。

原理原則からしか書かれていないので理解しやすい。

コミュニケーション力…目的に応じて相手とやりとりすることができる能力
<コミュニケーションの役割>
・相手への思いを伝える
自分を知ってもらう
・相手について知る
・相手に対する期待を伝える
・相手に対する期待を調整する
・相手が自分に何を期待しているのかを知る
・情報を得る・伝える
・時間を共有する
・関係性を深める

<「話す力」の基本①>
「話さなくても良い」と思うと話せるようになる
・沈黙に強い人ほどコミュニケーション力がある
<「話す力」の基本②>
コミュニケーションは常に相手がいることを心強く思おう
・自分がうまく話せるかよりも相手にちゃんと伝わるか
・コミュニケーションは「スキル」ではなく「やりとり」
<「話す力」の基本③>
「自分の領域」の中で話そう
・「自分の領域」の中で話せばトラブルは起こらない
→「相手の領域を侵害しない」だけでなく、自分の領域についての責任を持つ
・アドバイスは要注意
→「良いアドバイス」として受け入れられるのは、本人が情報として求めているものを提供したとき
・「自分の領域」の中だけにとどまる言葉を使う
→「傷ついてしまったでしょう」ではなく「キズつけてしまったらごめんなさい」
<「話す力」の基本④>
「聞く力」はコミュニケーションの基本

<「聞く力」の基本①>
安全を提供すること
・相手のありのままを尊重する
・安全な環境で話をしていると、自分で気づきを得たり、消化できなかった感情を消化することができる
・アドバイスと情報提供は違う
・相手のありのままを聴くと、自分も疲れない
→つまんない話と思って聞くと疲れる、アドバイスしようと思って聞くと疲れる
・コミュニケーションの目的をハッキリさせよう

<「自然」なコミュニケーションをしよう>
・溶け込んでいるかどうかを決めるのは自分
・自分の苦手を説明するのもコミュニケーション
・関係性の限界を認めよう
→自慢話に困ったら、あたたかく聞いてあげればいい。意欲を削ぐから。癖になっている人は変えられない。
→後輩にバカにされたら、相手の領域のことまで引き受けないでほっとくしかない。何が悪いのか聞いてもいい。


<自分の思いがきちんと伝わるコミュニケーション>
・人格と行動は分ける
・「今、変えてほしいこと」に焦点を絞る

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2014年07月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

人間のコミュニケーションを深く洞察していると思う。

安心できる場では、人は本来の力を発揮できる。

コミュニケーションの基本は、お互いが安心できる場をつくることなんだなと思った。

私は話すのが得意ではないので、自分の思考を横に置いて、相手そのものを聞くことに注力しようと思う。

毎回そうなんだけど、水島広子先生の語り口はわかりやすい、優しいなと思う。たぶん、自分の領域内で話しているからだろう。

0
2025年02月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

コミュニケーション上手にならなきゃ!!という強迫観念にとらわれた心をほぐしてくれる1冊。

これ読んだだけじゃ自分のコミュニケーション力は変わらないけど、肩の力が抜けて会話がラクになったのはありがたい。

私的気付きはおおまかに以下5点。

・盛り上げ上手=コミュニケーション上手という考えを手放す。自分の個性に合ったコミュニケーション能力を磨けばいい。

・目的を持ってコミュニケーションする。「必要がないなら話さなくても良い」と思ってみる。

・コミュニケーションは自分と相手の領域を意識。話す時は基本は自分の領域内を心がける。無意味に相手の領域に踏み込まない(不信感に繋がる)。

・自分の弱味は先に伝えてしまう。わからないと相手は不安=不信感を抱く。

・聞き上手な人=話し手が自分のありのままを話しても話し手の安全を脅かさない人

心構えの問題だから読んですぐ実践できるのが良かった。
本著を読んだ後の職場飲み会はだいぶ気が楽だった~。いつも気疲れが半端ないのに。

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2018年02月12日

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