あらすじ
為替相場はFRBの政策次第。日銀やECBの政策がどうであろうと、FRBが動けば、その方向に為替も動くのが世界経済の仕組みである。丹羽宇一郎・元伊藤忠商事会長の第一ブレーンが明かすその衝撃の仕組み。
...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント /
※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
本題が傍若無人なアメリカ経済ということで、読んで見たが、
序章 米国に振り回される日本の歴史
第1章 世界を震撼させたリーマンショック
第2章 世界は日本のバブルから学んだ
第3章 米国の危機突破力
第4章 ドル支配に挑戦するユーロ圏と中国
第5章 日本に何が足りないのか
という構成でした。
伊藤忠商事に入社後、金融関連の仕事に従事し、欧米の金融政策に携わったキーマンとの接触で得た、筆者なりの知見、人間関係が披露されたりしていた。
ドルを基軸通貨とするFRBのふるまい、欧洲の巻き返し、中国の台頭とさらっと金融にまつわる歴史をなぞった本でした。