【感想・ネタバレ】黄門さま～助さんの憂鬱～ 2のレビュー

徳弘正也

仕官試験を勝ち抜き、晴れて水戸藩士となった元貧乏浪人の井上進ノ助。しかし、彼の任務は“助さん”として水戸光圀の諸国漫遊のお供をすることだった!! 危険に首をつっこみたがる最悪の上司・黄門さまと世直し旅に出発した一行。辿り着いた宿場で、さっそく鬼が出る山の噂を聞きつけ、鬼退治に出かけるが…!?

[みろく · ★★★★★]

ギャグがキレる

剣の達人だが貧乏浪人の井上進ノ助が、「助さん」役として光圀公のスリル目的の諸国漫遊に巻き込まれる。路路で見る武士や庶民たちの過酷で絶望にも満ちた境遇は、胸が苦しくなるものもあるのに、毎回毎回、その苦しみを下ネタ混じったギャグがスパッと切ってしまう。作者のギャグの達人ぶりが際立ちます。

＃泣ける ＃ドキドキハラハラ ＃カッコいい