あらすじ
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日本一の大企業「内裏商事」。そこに勤めるアラサー・キャリアウーマンの紫式部には、実は長期出社拒否の過去がある。心のライバル清少納言は、同社退職後、OL生活をブログにつづり、一躍人気ブロガーに。そして紀貫之は、社内公用語をギャル語にするため、社内報に『土佐☆にっき』を連載中。平安・百人一首の世界を現代におきかえ、遠い遠い古典の世界をグッと身近にした、抱腹絶倒ならぬ、抱腹勉強のお笑いマンガ・エッセイ。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
内裏を大企業と見なすことで平安時代の貴族たちの勤務様式がよくわかる!
一条天皇が社長、定子様は前副社長、清少納言は定子様付きの副社長秘書で定子様亡きあとはフリーの人気ブロガーに転身。現副社長は彰子様でそのお付きなのが紫式部副社長秘書などなど。
そうそう、こういうことよねー!と大納得できてしまいました!
最高の古典入門書だと確信します。
Posted by ブクログ
ミノル本3冊目!
こちらは本領発揮の百人一首。相関図が面白く、為になります。是非お子さんに読ませて下さい。漫画「ちはやふる」が好きなら話が早い。
ただ、やはりタイトルに難アリ。学習漫画の様に《ザックリわかる百人一首》等にして、サブタイトルに〜もしも紫式部が大企業OLだったら〜にした方が売れると思うな。※大企業の文言も要らない。真田幸村の時も、序盤しか幸村が出ていないし、こちらも式部さん存在感薄いものね。
Posted by ブクログ
わかりやすくておもしろい。
宮中の女ってみんな暇人で、歌を詠んだりおしゃべりしているだけ(今の感覚で言うと、お稽古事したり友達の家で女子会したりするだけ)かと思っていたら違うようだ。ちゃんと仕事もしているみたい。むしろ歌を詠むのが仕事。
紫式部は切ないポジションなんだね。
個人的には赤染衛門の家庭も仕事もバリバリってのが意外性があって好きな話だった。
Posted by ブクログ
枕草子をじっくり読んでみたくなった。面白い内容だったが、登場人物等をすぐに忘れてしまう自分はやはり歴史が苦手だったと再確認してしまった。
古典好きの方には物足りないかもしれないが、あまり知識がないが触れてみたい、という人にはとてもいいと思った。
Posted by ブクログ
タイトルの『もしも紫式部が大企業のOLだったなら 』・国文学好きのイラストレーター井上ミノルさんの表紙から内容を推測出来ました。小倉百人一首の歌人たちのキャラをユーモアたっぷりに現代風にアレンジし紹介。日本一の大企業「内裏商事」。そこに勤めるアラサー・キャリアウーマンの紫式部には、実は長期出社拒否の過去がある。心のライバル清少納言は、同社退職後、OL生活をブログにつづり、一躍人気ブロガーに。そして紀貫之は、社内公用語をギャル語にするため、社内報に『土佐☆にっき』を連載中。平安古典のお笑いマンガ読本。
小倉百人一首・和歌の世界をぐっと身近に、紫式部・清少納言・在原業平に興味があれば、書店でもちょっとパラ見してみてはいかが?
Posted by ブクログ
くわしくなくても、読み進めると、登場人物の関係が以前より少しつかめたかんじがします。とはいえ、創作が強いので、覚えない程度に流し読みするのがよさそう。
Posted by ブクログ
えっ、紫式部が現代にいたらな本だと思ってたのに、小倉百人一首を現代アレンジした本だった。思ってたのと違う… 史実と違う部分もあるけど、古典に苦手意識を持っている人たちにはわかりやすいかも。「牛車の車窓から」は都近辺の名所を簡単に紹介していてよかった(少し物足りないけど)。紫式部と和泉式部の娘たちがお母さんたちとは違う性格で面白い。はなとゆめを読んでから、清少納言の印象が変わったんだけど、本作でも定子さまを描く姿が好き。
Posted by ブクログ
古典にあんまり興味もてないまま、
『ちはやふる』や『うた恋』を読んでて
ちょっぴりでも知識を仕入れようか、と手に取った本。
とりま『和泉式部日記』あたり、現代語訳とかあれば読んでみたいかも。
って気持ちに、この本読んだらなった。
探そ。