あらすじ
誰もが興味を持つテーマ「心」について、シンプルにわかりやすく説明した“はじめて読む心理学のガイドブック”です。
「カクテルパーティ効果」「心の知能指数」「ストックホルム症候群」「劣等コンプレックス」「ライフサイクル論」……など、心の不思議を探求した心理学者たちの成果から50のキーワードを厳選し、やさしく解説しました。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
心理学に関する主な歴史を、有名な用語や心理学者の解説を通して一気に知ることができた。難しい解説ではなく、心理学に触れるのがはじめての人でも読みやすい。語り口が軽妙でそれぞれがまとまっているのと、その用語がうまれた時代背景もきちんと説明されているので、心理学の知識だけではなくそれがどう利用されてきたか、一緒に読めていい。
入門書のような感じなので、これをきっかけに興味のある心理学の分野や研究などをもっと調べてみたら面白いのではないか。玄人向けではないが、軽い読み物として楽しめる。
Posted by ブクログ
心理学の導入書としては分かりやすい本。個人的には、心理学の事象に対して「これはまだわかっていない」「否定されている」などという文言が書かれていることが非常に好感を持てる。実際心理学に関しては個人による変数が非常に多く、一般的な見解はほとんど出せないと考えられるからである(カクテルパーティ効果とか、吊り橋効果とか、プラシーボとか)ただし、集合的無意識であったり、バーナム効果やミュラーリヤー錯視など、比較的幅広い人に対する心理効果が期待できることも明記されているため、今後の知見を広げていくためには良いと思った。
Posted by ブクログ
●心理学というとっつきにっくい学問を読みやすい形でまとめているなと感じた。ハロー効果とかストックホルム症候群といった有名な心理学用語も聞いたことはあるけれど、どういうものなのかって結構知らなくて面白かった。