【感想・ネタバレ】こぐこぐ自転車のレビュー

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Posted by ブクログ

家族が持っていた本を拝借。タイトルだけ見たら、少年が主人公の物語かと思いましたが、まさか、年配のおじさまが自転車にはまって友人と旅をするエッセイ本だったとは。
自転車には詳しくありませんが、伊藤礼さんの心の動きが素直に表現されているので、自転車とは関係のない、変な所で「分かる~」と共感しつつ楽しみました。ところどころにでてくる絶妙な辛口コメントが好きです。

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2023年08月23日

Posted by ブクログ

面白かった!
ちょこちょこ声を出して笑ってしまった。
しかしこの程度を毒舌と云うひとが多いのは意外。
私は品のいいユーモアとして読んでた。

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2015年01月09日

Posted by ブクログ

ご本人はこういう紹介をされるのは、嫌だろうが、どうしてもこんな前振りがついてしまう。「著者の伊藤礼氏は、 "チャタレイ夫人の恋人"を翻訳した、伊藤整氏のご子息で」と。
そんなこととは別で、この伊藤礼氏は、学校を定年退職する直前に、自転車通勤を思い立ち、以来、多くの自転車を購入しては試し、それこそ友人たちと本中を自転車で走り回っている。文庫版のあとがきでは七十七歳、いわゆる喜寿で、あいかわらずスポーツ自転車を乗り回している。
私も、自転車愛好家ではあるが、果たして。伊藤氏の年齢まで、走れるか。また知的好奇心をもと続けることができるのか。
長距離を走るこころ構えとして、LONG SLOW DISTANCE(LSD)という単語があるが、まさに伊藤氏はそれを実践している。ただ、よくコケるところをみるとSLOWではないらしいが。


人生の一つの大目標、尊敬する大先輩のこの著書は、自転車愛好家は必読であると思う。

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2011年08月20日

Posted by ブクログ

とても楽しく読めた。

都内の川沿いを走ったり、北海道大旅行をしたりと内容が面白いのはもちろんのこと、
なんとも言えない文章の面白みと、
著者のひねくれとこだわりに加えて、古希のサイクリストというスパイスがあまりに絶妙。
年寄りは偏屈であってこそ面白い。
いつの日か愛される偏屈ばあさんになれたら嬉しい。

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2011年02月28日

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購入済み

細かい話ですが

話は面白いです。
地図ですが、国道と都道のロゴが混乱してます。
国道四号がなんでこんなところと思ったら、都道の間違い。
お好みで。

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2024年05月17日

Posted by ブクログ

60代から自転車にはまった著者。折りたたみ自転車から始まり、クロスバイク、MTBまで購入して、都内だけでなく、仲間と北海道まで走りに行くようになる。というと、元気な老人の健康エッセイみたいだけどそんなことはなくて、ひと言多い、理屈屋っぽい戦前生まれの著者が、脳内で好き勝手なことを、忖度なくつぶやく様が描かれる。文章がとても軽快で、相手や自分への無遠慮なツッコミなど、宮田珠己氏のエッセイに通じるものがあると思った。これを見て自転車を始めようって気にはならないだろうけど(笑)、自転車乗ってる人が読むと、くすりとさせられることは保証付きだろう。かく言う私もそうだった。

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2018年06月29日

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