あらすじ
最先端の人工知能やIoTがビジネスを激変させる!
日本の第一人者による初の「インダストリー4.0」本格解説書
●スマート工場時代のものづくりは従来と何が違うのか?
●日本企業はこれからの世界で勝てるのか?
●人間は進化し続けるコンピューターと共存できるのか?
→すべての答えがここにある!
《インダストリー4.0がわかる7つのポイント》
ポイント1.世界で広がる「インダストリー4.0」の大潮流
――ドイツ“第4の産業革命”とアメリカ“インダストリアル・インターネット”の衝撃
ポイント2.第1~第3の産業革命がインダストリー4.0の下地を作った
ポイント3.インダストリー4.0が目指す「スマート工場」とは?
ポイント4.IoTと人工知能(AI)、インダストリー4.0の関係
ポイント5.ビジネスモデルがこう変わる!
――ポイントは“オーダーメイド”と“アフターサービス”
ポイント6.ロボットにとって代わられる!? ものづくり業界の雇用の行方
ポイント7.未来の工場は地球に優しい
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このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
今、日本の製造業、SIビジネスの経営者がもっとも読むべき本の一冊。日本の真骨頂であるものづくりがこのあと100年間どういう風になるか左右する過渡期にあると感じた。
ドイツでのインダストリー4.0、アメリカでのインダストリアル・インターネット、そして追随する中国、韓国、台湾、インド・・・。
ドイツからもアメリカからもラブコールを貰いながら、何も応えられていない日本。政府任せにしていても埒が明かない。
今が動くときであると痛感。
Posted by ブクログ
インダストリー4.0とは何か、どの国・企業が何を目指しているのか、その背景とは、日本としての対応は、といった基本的なことが、ど素人でも概観できた。
IoT(モノのインターネット)、スマートカー(自動運転車)、ビッグデータなど耳にしたことがあることがらが、未来像としてのCPS(サイバー・フィジカル・システム)とそのプラットフォームとして現実的なイメージにできた。
マス・カスタマイズに本当に向かうのか注目してみたい。
16-2
Posted by ブクログ
これからの未来を考える時に参考にすべき本のうちのひとつ。
ドイツを発端に盛んになったインダストリー4.0。これは世界中の工場をスマート化することが目標の動きだ。
人工知能やIoTなどの技術が発達しており、どこの国もいち早くその技術を完成させようとしている。これからの国のパワーバランスにまで関わる産業の問題で、非常に世界が広くておもしろい。
スマート工場が増えた時にどんな産業が必要になってくるのか、今のうちから考えることが大事。
この本の中ではデータサイエンティストが来るとのこと。確かにビッグデータ内に蓄積されたデータをどのように読み解くかという部分は必要であるし、以前から私が思うのはデザインの力が重要になってくる気がする。