あらすじ
ここ一〇年足らずの韓国企業の躍進は、かつて日本企業が世界に進出した時とは異なる特徴をもっている。技術力も資金調達力も日本に及ばない韓国の武器は何なのか。世界有数のグローバル企業となった韓国四大財閥(サムスン、ヒュンダイ自動車、SK、LG)の強さの秘密を徹底的に分析。韓国企業の強みと弱み、グローバル戦略と新興国ビジネスモデルの特徴など、豊富な具体例で明らかにする。韓国企業には学べる点と学べない点がある。日本企業に欠けた情報や視点を提供することによって、日本経済の再興に資する。プロローグ「マーケティング重視の韓国企業とモノ作り重視の日本企業」、第1章「サムスン財閥」、第2章「ヒュンダイ自動車財閥」、第3章「SK財閥」、第4章「LG財閥」、第5章「韓国財閥の影」、第6章「韓国の視点を生かしたグローバルビジネス」、エピローグ「日本再生の鍵を握るアジア・グローバル人材」
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Posted by ブクログ
サムスン、ヒュンダイ自動車、SK、LGの概要と経営戦略の事例を中心にまとめられた本。
韓国企業の強みであり、学べる点は、官民連携による海外市場開拓、新興国市場での現地化戦略、選択と集中による果敢な投資、デザイン経営など。一方の弱みは、オーナー経営の弊害による世襲経営とコーポレートガバナンスの不透明さ、労使紛争問題、グローバルマネジメント、部品素材の輸入依存。
Posted by ブクログ
「なぜ韓国企業は世界で勝てるのか」ドコモのCMでさえSamsung推し。中国新幹線事故でのマスターベーションなマスコミ報道然り、日本人は中韓を毛嫌いし過ぎ。もっとあのガンバリズムから学ぶべきだと思う。