【感想・ネタバレ】笑って死ねる病院 - 「最後の願い」を叶える希望の医療 -のレビュー

あらすじ

「余命宣告を受けた時、あなたは最後に何をしたいですか?」

“患者が喜ぶことをしてあげたい”
余命わずかの患者に寄り添う城北病院、医師と看護師たちの物語。

相次ぐ病床の閉鎖、患者の難民化、激務に疲れ果てる医師……。
行き場のない患者が公園に置き去りにされる時代に、
終末期患者の「最後の願い」を叶えようというのが金沢市の城北病院です。

この病院は差額ベッド代を取らず、生活困窮者には無料で診療し、
何よりも終末期患者の“最後”を重要視しています。

余命を告げられた6人の患者と病院スタッフのやり取りを通じて、
末期医療の在り方をあらためて考える一冊です。

※この作品は2009年10月に小社から刊行された新書『笑って死ねる病院』に加筆・修正を加えたものです。

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Posted by ブクログ

泣きました。特にFile.006
亭主関白な夫と奥さんのやりとりも
ホロリときました。

金沢 城北病院 
"お出かけ" 終末期患者への無償サービス
差額ベッド代(個室料)の請求なし

『最も困難な人に光を当てると、
それ以外の人にも光が当たる』

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2025年01月02日

Posted by ブクログ

終末期を迎えた患者さんと医療従事者の実話が書かれています。患者さんの想いと医療従事者の想いを読むことができました。

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2021年05月13日

Posted by ブクログ

病気を治すことだけを目標にしてたら、つらい。
医療ができることに限界があるということは嫌という程わかってる。最終目標を患者が元気になって退院すると考えてしまうと、必ず負ける。だから行きている間、患者さんの望みを実現できるよう、一緒にやっていくことかなぁと。

病は気から。人間のエネルギーは気持ちからくる。1つの目標ができると生きる元気が湧いてくる。気持ちの持ちよう。

死ぬということは、人生の最後にあることだけど死だけが特別にあるわけじゃない。最期をどう迎えるかは、最後までをどう生きるか。

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2016年12月31日

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