【感想・ネタバレ】ヤマケイ新書 香料商が語る東西香り秘話のレビュー

あらすじ

幕末にペリーが日本に贈った香水とは?香料商のはじまりは「ならず者」たちだった?
交錯する東西の香り文化、その来し方と行く末西洋にはじまる香料商の歴史、アラブの商人がもたらした素材の数々、そして縄文に始まる日本の香り。
香料商として世界の海を見てきた著者が、東西の香り文化に纏わるさまざまなトピックスを語る。

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Posted by ブクログ

初めての詳しい香水の本。
世界史をベースわかってないとかなり難しいのと、(香水を理解するには歴史知らないと厳しいことがわかった)著者の余談の書き方的に少しわかりにくいところが多かった。

他 大まかな西洋と日本の香水の歴史を知れたこと、各花にも香水において歴史があること、お花の祭りがあると知れたことなどよかった。

日本人はなぜ香水を嫌う人が多いのだろうかと思っていたけど、日本の歴史でもあるのだと知った。自然と一体化した日本人はありのままの香りを好むから香水が苦手であり受け入れることを拒む。食が香りの感覚を進める手助けをしていることは食べることも香りも大好きな私としてはとても嬉しい。

あとはほとんどの本やサイトが原料の説明のみをしているのに対し、原料の起源、歴史を知れたのはかなり面白かった!

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2022年12月29日

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