あらすじ
雪永鋼は、腕のいいオルゴール修復師。限られた仕事のみを受け、傷ついた心を抱えながら愛犬ステラと静かに暮らす日々だ。そんな彼の前に現れた一人の女性。父の形見のオルゴールが奏でる曲が、なぜか昔とは全く違うものになってしまったというのだが……(「夏の名残のバラ」)。オルゴールを巡る謎と人の心の不思議を解き明かしてゆく、切なくも優しい連作ミステリー。
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Posted by ブクログ
この著者は、
こういう内面に傷を抱え込んだ男性の描き方がうまい。
とてもしっくりしていて良い。
犬の描き方も愛らしい。
ただ、
ミステリーとしては王道としても、
暗号は持ち出さなくても良いかも。