あらすじ
本書は、「超低価格+高スペック+洗練されたデザイン」のスマホをもとに市場を席巻し、今最も注目されているIT企業シャオミのすべてを、
「チーム」
「プロダクト」
「イノベーション」
「バリューチェーン」
「ビジネスモデル」
「マネジメント」
「マーケティング」
「エクスペリエンス」
「オリジナリティ」
という9つの観点から分析した一冊だ。
リアル店舗は「持たない」
自社工場は「持たない」
役職は「つくらない」
ハードウェアでは「稼がない」
KPIは「いらない」
などの常識破りなビジネスモデルと経営戦略を、シャオミの創設以来のプロセス、そして創設者である雷軍の20年の経験をもとに徹底的に解説する。シャオミの急成長の理由とそこにいたるまでの失敗の数々は、イノベーションの本質を学びたいすべての人にとってのもっともいいケーススタディとなるだろう。
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Posted by ブクログ
ふっきーがお勧めしていたので読んでみた。
シャオミは中国のIT企業。ハード、ソフト、インターネットサービスの「鉄のトライアングル」を事業領域とし、ハイスペックで安価なハードで顧客を獲得し、ソフト、インターネットサービスで収益をあげている。
最も印象的かつ実践で役立っているのは「ディテールに拘ること」。神は細部に宿る。シャオミは普通なら対応しないようなユーザーの細かいニーズにまで応えることで熱狂的なファンを獲得・維持している。不動産開発も来訪者の利用シーンをイメージし、詳細まで入り込みどのような施設だったら来てくれるのか、ストレスなく楽しめるのか、感動してくれるのかを考えなくてはならない。その時に重要なのが「期待を超えること」。ユーザーの期待を超えるものだけが口コミで広がっていく。
また、「風の吹くところに立つ」という言葉はビジネス、社会人として、時勢を読んで自らの立ち位置を考え、そこに立つ為に何をすべきかを熟慮しなくてはならないと教えてくれた。不動産はビジネスはもはや過去にロケーションだけに依存するものではなく、投資のタイミングが重要になってきている。景気が後退し、安価に用地取得できるタイミングで事業部にいれば大抵の事業は成功するのだろう。
集中はパワー。集中が究極をうむ。
顧客価値にフォーカスすること。ユーザーの利便性、感動を徹底的に考えることで誇れるものができる。