あらすじ
むかしむかし、影なし山で起こったふしぎなできごと。山をよく知る少女りんが、草木や動物、狐岩の力を借りて三つの光を集め、村を救う。「人の強さ」とはなにか、を心に届けてくれる作品。第22回小川未明文学賞大賞受賞。
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Posted by ブクログ
優しさと、勇気。
凛とした心。
気持ちの良い真っ直ぐさ。
ストレートな冒険ものです。
佐竹美穂さんの絵もばっちり合ってて良い感じ。
安心してお勧めできます。
Posted by ブクログ
ばけもの沼のある影なし山には誰も近寄らない。りんだけは山に入って遊び、薬草を取り、木のみを集めても平気だった。ある日、ばけもの沼から不思議な歌声が聞こえてきた。なにか大切なことがあると感じたりんは、ばさまが止めるのもきかず、月夜のばけもの沼に向かった…。山や岩、泉や沼に神秘的なものを感じてきた日本人らしいファンタジー。ストーリー展開が速くて読みやすい。りんのまっすぐな気持ちがすがすがしい。
Posted by ブクログ
小学校高学年~
村に訪れようとしている危機を救おうとする、10歳の少女“りん“。
影なし山の自然と一緒に立ち向かう、りんの真摯な想いが、いいですね!
ぜひお子さんに読んでほしい一冊です。