【感想・ネタバレ】わが家の母はビョーキですのレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

統合失調症について興味があって読んだ本。統合失調症のことは「ブラックジャックによろしく」に掲載されている程度のことを知っている状態で読んだ。読んでいて適切な治療を長期間受けられなかった統合失調症の著者のエピソードは読んでいて怖いと思ったが、患者本人だけではなく患者の家族の病気に対する理解とサポートが大切だということがわかった。著者の母の統合失調症の症状の描写は映画の「エクソシスト」みたいだと思った。著者の親の事情を知っていて二つ返事で著者と結婚し、結婚を機に転職をした著者の夫は凄いと思った。そういうことが当たり前のようにできるのはカッコイイと思う。学校とかに置いておいて欲しい本だと思った。統合失調症の人が受けられる各種サポートのことが読んでいて参考になった。

0
2017年11月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

統合失調症はたしかに病識はないだろうけど、他の親類でも近所の人でもパート先の人でも、作者さんをもう少し助けてあげられたらと読んでいて思いました。
壮絶な記録だなと。
作者さんが、ストレスでどうかならないかも読んでいて心配でした。
病気のことが恥ずかしくて話せない、、ってお母様が言われるところがあるけど、ちょっとずつ踏み込みが足りないとここまで大変になるのは、伝えるべきだし、治療のこともしっかり描いてあるから良い本だと思います。

やっぱり、もうちょっと病気の知識を普及していかないといけないですよね

0
2016年02月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

林公一著「名作マンガで精神医学」で紹介されていて、とても興味を持ったので読みました。
決して軽い内容ではないのに、サクサク読め、うるうると来て辛いものもありましたが、3人生活になり徐々に生活が明るくなっていくところにはとても感動しました。
一番印象的だったのは、「母ちゃん」が母の日にニコッと笑ったくだり。

中村ユキさんのHPを拝見し、「母ちゃん」が昨年9月に永眠したことを知り、とてもショックを受けました。
母ちゃんがどのように生きたのか、家族がどのように支えたのか。続編の「家族の絆編」、そしてさらなる続編を最終回として執筆しているようなので、そちらも是非読ませていただきたく思います。
謹んで哀悼の意を表します。

0
2014年04月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ユキのおかあさんは統合失調症という精神病です。病気が発症してから現在までの長い間、母を支えてきたユキ。
逃げ出したくても、子どもだったユキはどうすることもできず、ただ、包丁を隠したり(さされないように)、お金を隠したり(パチンコにつかわれないように)するのが精一杯。
大人になって統合失調症についての知識が増え、援助してくれる人と出会って、だんだん快方に向かっていくおかあさん。
ユキは今までどうして病気についてもっと勉強しなかったんだろう、とか、本人の気持ちに沿ってあげられなかったんだろう、とか反省していますが、まだ子どもだったし、仕方がなかったんだよね。本当にがんばったよ。えらかった。
そして、心やさしいタキさんと出会って結婚して、おかあさんとも一緒に暮らせてよかったね。これからはもっと自分の人生楽しんでね。

0
2013年01月28日

「青年マンガ」ランキング