【感想・ネタバレ】まいまいつぶろのレビュー

あらすじ

松竹蒲田に子役で入社、オカッパ頭で男役もこなした将来の名優は、何を思い役者人生を送ったか。生涯の傑作「浮雲」に到る、心の内を綴る半生記。

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Posted by ブクログ

高峰秀子さんが女性として大好きです。

ちょうど今の私と同じ年の時に書かれた文章も多く(状況は何もかも違うけど)、同じように自分を客観視し、世の中に対して毒舌で、悩み、悲しみ、傷つき、共感する部分がたくさんあってうっかりいっきに読んでしまった。

すでに大女優であったのに、感覚はしっかり地上にあって、自分の足で立っていたんだなぁと驚きました。

たくさん苦労があった方のように思いますが、この本ではそれはおくびにも出しておらず、ただただ尊敬するばかり、、、

今の時代、私を含め周りでも、ロールモデルがいなくて困る〜とか、○○と△△どっちかって言われても選べないよね〜とか、選択肢が多くて決められない〜とか、昔はよかったんだろうね〜とかよく聞きますが、そういうことじゃないんだな。と厳しくも愛を込めて気づかせてくれる女優さんだなーと思っています。

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2020年08月30日

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