あらすじ
武器は“言葉”! 完全論破ディベートバトル!! 「お前、いま納得したな――?」 町中でフードを被った少女と大男が揉めている。そこへふらふらへらへら安物のマント姿の男・ワードがやってきて、剣も魔法も使わずにあっさり問題を解決! 彼はこの世界でもっとも恐れられる存在――言葉で納得させることによって、絶対的な力で相手を操る“戦闘論者”(バトロジカ)と呼ばれる流浪の能力者だった! 危険視されて連行されたお城でワードを待っていたのは先ほどのフード女あらため、この国の王女であるミシェル殿下。 「あんた、私に力を貸しなさい!」 「シュークリームで手を打とう」 気がつくと国を揺るがす一大事件に巻き込まれていたワードは、ミシェルを守り抜けるのか!?
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Posted by ブクログ
気付いたら読み止まらず、一冊読み終えていた。明日も仕事なのに!
相手を納得させることで様々な力を行使できる戦闘論者をめぐるファンタジーもの。戦闘論者発生の経緯や歴史などにちゃんと根拠があり、納得して読めた。口絵にもなった、主人公がヒロインと契約を結ぶきっかけとなった出来事はお見事。うまく一連の事件が繋がっていて、するする読めた。厚塗りの重厚なイラストも良し。
小難しい話
最終的には逆転裁判の異能力有りバージョンみたいな話になっていた印象。こういう小難しい話が好きな人には良いかもしれないけど自分には合わなかった。
そもそも相手を納得させたら何でも言うこと聞かせられるというチート能力が職業として存在するのが受け付けることができない、何でもやりたい放題じゃんと。
とにかく自分には合いませんでした。