【感想・ネタバレ】新訳 星を知らないアイリーン おひめさまとゴブリンの物語のレビュー

あらすじ

アイリーンひめはママを亡(な)くし、王さまパパともはなれ、山のお屋敷(やしき)でくらしています。なぜか外で星空を見あげることも禁止(きんし)され、さみしい毎日。ある日、お屋敷でみつけたひみつの部屋でわかくきれいな人と出会います。名前は同じアイリーンで、なんと自分のひいひいおばあちゃま!? それからゴブリンにねらわれたり、鉱山(こうざん)の少年と冒険(ぼうけん)したり、きけんな日々がはじまります! やがてゴブリンたちが屋敷にせめてきて…。【さし絵141点】の超名作!

「とっても美しいわたしのひいひいおばあちゃま。でもみんな、おばあちゃまなんていないって言うの。わたしがうそつきだって。そんなはずない。わたしはしんじてる。だっておばあちゃまは、わたしをまもるために、クモの糸でつむいだ炎(ほのお)の指輪(ゆびわ)をくださったんだもの。」

――『アリス』や『指輪物語(ロード・オブ・ザ・リング)』に影響(えいきょう)をあたえた作家の名作ファンタジー!

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