あらすじ
推薦入学して女の子にモテようか、それとも良い職に就くために上の大学受験しようか──。青春もなく進路に悩む俺、高校3年生・桜井真人の前に未来から“俺”が時間を超えてやってきた! しかも二人も!! チャラ男とガリ勉の桜井真人……って本当に俺かよ!? 同じく進路に悩む 『氷の女王』 こと高瀬涼と仲良くなった俺はこれからある決断をすることになるが……。 ちょっと大人になった“俺ら”とおくる未来系・青春ラブコメ! (……なのか!?) 第18回電撃小説大賞〈電撃文庫MAGAZINE賞〉受賞作。
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Posted by ブクログ
評価:☆4.5
進路に悩む主人公桜井真人の元に現れたのは未来の自分だった!勉強して浪人しながらも大学へと進んだ自分:通称「受験」と、遊びまくって青春を謳歌する道を進んだ自分:通称「推薦」。
未来の自分がやってくる、なんてのはよくある話なんだけど、同時に(同時期の)未来の自分が2人くるっていうのはあんまりないんじゃないかな?
3人の桜井真人のやり取りが面白い。
特に受験と推薦は正反対の性格をしてるのが味があっていい。
受験のとりあえず「後学のためだ」で済ますのには笑ってしまうw
未来の2人の自分、そして高瀬に出会うことによって真人はより良い未来を求めて奮闘する。
高瀬は絵を見ると全く「氷の女王」なんて異名を貰う感じには見えないんだけど、初々しく照れる姿が可愛かったからよしとしようw
未来なんてのはいくら考えても分からないもので、その未来が今になったとしても本当にこれで良かったのかなんて誰にも分からなくて。
でも、それでも確かに言えるのは、無駄なことなんて一つもないんだということ。
それは未来からやってきた受験と推薦が示してくれた。彼らは自分の人生に納得していなかったけれども、それまでの経験は確かに自分の糧となっていて、"今"の真人の背中を押すことができたのだから。
そして自分が選んだ未来に誇りを持つために今最善を尽くすこと、それが大事なのだろう。
奇抜な展開は無かったけれども、真人と高瀬のボーイミーツガールとしても良質でした。
ラストのマフラーは反則だ・・・。
良かったんだけどこれ今見たら続編あるのね。綺麗に終わってるだけに読むのが怖いな。
Posted by ブクログ
第18回電撃小説大賞、電撃文庫MAGAZINE賞受賞作品。
ストーリーとしては「未来からやってきた自分と一緒に」という部分以外は非常にオーソドックスな作りとなっており、どんでん返しのような展開は無かったですが、それでいて単調になりすぎないように細やかな配慮が色々となされており、最後まで退屈せずに読むことが出来ました。
ジャンルとしては「SF学園青春ラブコメ」とでも言えばいいんでしょうか…?(笑)個人的に好みの要素が色々と詰め込まれていたので、非常に楽しめました。