【感想・ネタバレ】忘れ得ぬ人々と谷崎潤一郎のレビュー

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Posted by ブクログ

 辰野隆は、仏文学者で高名だが味のある自伝的な随想を著している。
 夏目漱石、森鴎外当、身近に接した人であることが強み、特に谷崎潤一郎は、一中、一高の同級生。
 若かりしときから文学の才能が飛びぬけていたことが
数々のエピソードからわかる。

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2015年04月12日

Posted by ブクログ

 先日、辰野 隆 氏 による「忘れ得ぬ人々と谷崎潤一郎」を読み終えました。
 新聞の書評欄で紹介されていたので、興味をもって読んでみた本です。
 著者の辰野隆氏は、東京駅・日本銀行本店等を設計した辰野金吾氏の息子で、三好達治・小林秀雄らを教え子にもつフランス文学者。本書は、そういった辰野氏が交流した作家・文学者・友人たちとの思い出を、氏一流の筆致で著した随想集です。
 ただ、読み終えての感想ですが、随筆といえども、本書を楽しむには、著者が言う近代日本の文芸苑における四天王、露伴・鴎外・漱石・潤一郎の作品は一通り読破しておく位の準備がなくてはだめなようです・・・

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2015年06月20日

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