あらすじ
ストーカー殺人事件が後を絶たない。法律ができたのに、なぜ助けられなかったのか? 自身の赤裸々な体験をもとに、どうすれば殺されずにすむかを徹底的に伝授する。大事なのは、殺されないこと! なぜ私は生きられたのか? 実体験にもとづく鮮烈なメッセージ。
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Posted by ブクログ
ストーカーに殺されずにすむには、自分も相手を殺すぐらいの覚悟を決めるしかないのかもしれないと思った。何もしてないのになんでこんな目に合うんだって腹が立つし怖いしすごく悔しいと思うけど、運がなかったんだと割り切って必死に戦うしか道がない。
エッセイとして決して読みやすいわけではないんだけど、文面から作者の憤りと想いが強く伝わってくる良い本。
やれる対策は全部やって、家族に相談、周りを屈強な男性で固め、警察に守ってもらっても、隙をついてストーカーはやってきてしまう。
作者が犯人と対峙して車で正面衝突したところ、警察署に乗り込んで署長に啖呵を切るところは、絶対にストーカーなんかに負けるか、こんなやつの思い通りにさせてたまるかという強烈な感情が伝わってきた。
Posted by ブクログ
序盤から最後まで著者のエネルギーがつまった一冊だった。警察も男もやられた女の悲しみは理解できなかったから自分をふるい立たせて戦った。著者さんが戦ったからこの本が書けたんだと思うと書いてくれてありがとうございます。
この人おかしいっと思ったらすぐに離れる。あやしい肩書に注意するなど、活用してみます
Posted by ブクログ
司法的な対策を列挙するのみで実際に対策が警察においてどのように運用されているかといった現実的な部分に言及しない類書が特に弁護士の著者には多い。そんな中、当事者の立場から警察の動いてくれなさなどを綴った本書は、対策を講ずる際の心構えを教えてくれる良書。弁護士による著書がケアできない部分を適切に埋めてくれている。
リズムが特徴的な著者の文体は好みが分かれるところ。自分はあまり好きにはなれない。簡潔に過ぎて一部の記述は意味が理解できなかったりした。
被害者の立場で、同性の被害者を勇気付け、厳しく覚悟のあり方を説く本書は、弁護士の著書とは違った意味で実践的であり、必読の書。
Posted by ブクログ
ひたすら怖かった。芸能人だからできたことも多く、一般の人にもできるかということも多かったが、日本のストーカーに対する対策の現状が知れたと言う意味では、とても参考になった。
Posted by ブクログ
違和感を感じたら距離を置け。たった1回でも行動を確認したら即逃げる。大声で悲鳴をあげ続ける。勝負の瞬間を逃さない。
芸能人・有名人にはストーカーがいるということを知りました。言われるとなるほどですが。強い人だと思いました。
Posted by ブクログ
ストーカーに殺されないようにするには
一体どういう方法を取ればいいのか。
何をしても、最終的に行きつくのは
相手を殺してしまおう、という思考。
そうなる前に、そう思う前に
すべてを終わらせねばなりません。
とはいえ、簡単にそうできるなら、ここまで
ニュースになっていないわけで…。
自分が一体どうストーカーにあったのか。
どう対処して、どうしたのか。
すべて順に書いてくれているので
こういう目にあった場合、対処がとりやすいかと。
とはいえ、ここまできっぱりとするためには
資金もそうですが、時間も必要。
それ以前に、家族にどう理解してもらうか。
読んでいるうちに、己がこういう状態に陥ったら…と
考えてしまいましたが、ここまで頑張れるかどうか。
無理そうな気がします…。
いや、人間切羽詰まったらやるでしょうけど。