あらすじ
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待望の「天鳳何切る」ついに誕生!!
本当に強くなりたいと願う人だけお読みください。
ネット麻雀最大手「天鳳」のトッププレイヤー50名(木原浩一、渋川難波、ASAPIN、独歩、すずめクレイジー、太くないお、タケオしゃん♪、コーラ下さい等)が何切る問題に回答。その総括を日本プロ麻雀協会・比嘉秀仁プロが行うという新しいタイプの何切る本です。丁寧な解説で、ネット麻雀だけでなくリアル麻雀でも大いに役立つ内容となっています。現代麻雀において、押さえておかなければならない全6テーマをしっかりと収録しています。雀力アップにお役立てください。
【目次】
第1章:押し引き
第2章:リーチ判断
第3章:鳴き判断
第4章:ベタオリ判断
第5章:テクニック総合
第6章:オーラスの打ち方
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
麻雀においてレベルがある一定以上になれば、平面的な卓上から読み取れる情報自体は打ち手ごとにそれほど差はなくなる。
あとは手元にある情報のどれに重みを置くか、が重要になる。
あるいは、山読みとか、切り順からの手牌読みとかそういった時間の移動を伴う不確定な情報の読みでの差となる。
そのレベルになると、「何切る」を読んでも力にならない。
完全に牌効率だけで片が付く問題は言われるまでもなく理解しているし、微妙な局面の問題に関しては、戦型次第でどちらを選んでも良い、という思考に行き着くからだ。
解答をみても、「お前はそれを選ぶのか、そうか」で終わってしまう。
あくまで著者の主観であり、唯一の正着ではない。
解説において判断基準として提示された情報が、自分の得ている情報と同じ場合は特に感じるだろう。
ところがこの本ではそのような上位者にもタメになる。
何故かといえば、複数人が回答を出しているからである。それもプロ雀士からネット麻雀の高段者まで層も幅広い。
だから、自分に近い打ち手の打牌を選べるし、自分と違うタイプの打ち手のロジックも見て取れる。
解答する打ち手のレベルも高く、読んでいてかなり面白い。
是非これ仲間内でやりたい、と思った。