あらすじ
世界No.1の生産台数を誇り、営業利益は2兆円を超えるトヨタ。しかしかつては「トヨタの常識は世間の非常識」といわれた時代があった。大量生産・大量販売の時代に、「売れ(ニーズの動向)にあわせて1個ずつつくる」トヨタ式は、めんどうで大変だったからである。本書は、「非常識」と言われたトヨタ式と、世間一般の会社の「常識」を比較しながらその差を明らかにし、わかりやすく解説したものである。普通の会社「部下に知恵がないことを嘆く」VSトヨタ「部下を困らせて知恵を引き出す」、普通の会社「部下を懸命に働かせる」VSトヨタ「部下にラクをさせる」、普通の会社「改善して悪くなったら元に戻す」VSトヨタ「改善して悪くなったらさらに改善する」、普通の会社「他部署への口出しは越権行為」VSトヨタ「他部署の問題でも口を出す」……トヨタ式の神髄は「変わり続けること」にある。自らの常識を疑い、変わることを日常にする方法が満載!
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Posted by ブクログ
面白い。当たり前だと思っても、多くの企業、組織ではできていないことをトヨタは徹底してやっているということがよくわかる。この本もまた読みたいし、トヨタ式もっと勉強したい。
Posted by ブクログ
体系的ではなく、トピック的ではあるが、非常識なほど卓越したトヨタ式のやり方45の習慣が紹介されている。
「5WのWすべてWhy」「ムラ ムリ ムダ」の順番で改善することなど、なるほどと納得させられる習慣が多く、コラムで紹介された漢字へのこだわりなど、勉強になった。
15-137
Posted by ブクログ
もの作りに、普段関わっている身としては、行動理念といか、指針というか、物事の考え方がタメになる。
そして、そんな考えが全然見えてこなさすぎる今の組織に、改めて同情する…てところでしょうか(笑)
もの作りであろうと、サービスであろうと、とても参考になる、強い組織づくりにもつながるところがあると思う。
あとは、いかに実践できるか、、そんな、とこでしょうかねぇ…。。
Posted by ブクログ
日本の最も偉大な企業はトヨタと言っても
過言ではありません。
営業利益は2兆円を超えます。
大量生産、大量販売の時代に大きくなっていったトヨタですが
時代が変わった今でも、利益を出し続けています。
本日ご紹介する本は、
世間一般の会社の「常識」と比較しながら
トヨタの常識をわかりやすく解説した1冊。
ポイントは
「常に変化する」
製造業にとって効率化することは重要です。
しかし、いったん何かの仕組みを変えて効率化ができると、
ずっとそのままになることがあります。
トヨタ式で最も大切なのは、変わり続けること。
効率化ができても、環境は変わるもの。
もっといい方法がないかを考え、
常に最適な状態に変化していくことが重要です。
「知恵」
トヨタは知恵を出すことを大切にします。
ぼんやりしていては知恵はでません。
人は困れば知恵がでます。
困ることや、ややこしいことから逃げるのではなく。
自分を困る状態にすることで、
知恵やアイデアを出せる人になっていきます。
「問題」
問題があることに気付いて、
それを指摘する人がいます。
自分には直接関係なくても、
指摘するだけではなく、
具体的な解決案も示すことが重要。
ぜひ、読んでみてください。
◆本から得た気づき◆
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◆目次◆
第1章 非常識なのになぜか「人が育つ」トヨタの習慣
第2章 非常識なのになぜか「ムダがなくなる」トヨタの習慣
第3章 非常識なのになぜか「コストが下がる」トヨタの習慣
第4章 非常識なのになぜか「知恵が出てくる」トヨタの習慣
第5章 非常識なのになぜか「組織がよくなる」トヨタの習慣
第6章 非常識なのになぜか「チーム力がアップする」トヨタの習慣
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