【感想・ネタバレ】相振りレボリューションのレビュー

あらすじ

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1995年に相振り飛車の戦いに革命を起こしたのが「相振り革命」シリーズです。第一作の発売以降、相振り飛車は劇的な進化が始まり、それは現在も続いています。本書はこの相振り革命シリーズの最新作です。最近の振り飛車は三間飛車が増えており、相三間を中心に、三間飛車対向かい飛車、後手の秘策△5五角作戦など、実戦で試したくなるような面白い変化が盛りだくさんになっています。また局面を先手の視点と後手の視点に分けて解説するなど、独特な工夫もしてあります。杉本昌隆七段渾身の研究を是非ご覧ください。


≪CONTENTS≫
序章:現代相振りの考え方/第1章:先手三間VS後手△5三銀型三間(先手ジックリ型)/第2章:先手三間VS後手△5三銀型三間(先手軽快型)/第3章:相三間後手の秘策/第4章:先手向かい飛車VS後手三間/第5章:その他の相振り、速攻三間、左穴熊対策

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Posted by ブクログ

【相振り三間飛車のバイブル2】

「相振り革命」シリーズの杉本七段の最新作です。本作では「相振りの主流は向飛車から三間飛車に移った」として全ページが三間飛車の解説となっています。戸辺六段の「なんでも三間飛車」では対向飛車が中心ですが、こちらは相三間が中心です。2冊合わせて読めば相振り三間飛車の勘所を網羅できるでしょう。

ただ内容がものすごく濃く、高美濃崩しの理想型や端攻めの手筋などといった基本はサラッと流されています。この辺の基本を身に付けたい方は藤井九段の「相振り飛車を指しこなす本」などで予習するのが良いと思います。

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2011年11月08日

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