あらすじ
上月沙由実は中学生の女の子。家族は普通の両親と、ちょっと変な兄。そして十年以上生きている三毛猫の伊緒奈。 ある雨の降りそうな夕方、沙由実は姿の見えない伊緒奈を探すうちに、不思議な場所へと迷いこんでしまう。 そこにいたのは、見たこともない巨大な猫と、言葉を喋る猫の群れだった。 その集まりの名は“猫集会”。 年経た猫は化ける――そして「猫の手」に任命した人間に、町の噂話を調べさせるのだという。 沙由実もまた、伊緒奈と一緒に「猫の手」として仕事をすることになり……不思議な猫たちの世界に迷い込んだ少女の、ご近所冒険譚。
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Posted by ブクログ
読み終わりました!
猫好きには、たまらにゃい一冊です♡
ほんわかしてますね。。
逆に、ほんわかしてるから
読むのもゆっくり目になってしまいました!
猫のペースにハマるという不思議な感覚。。苦笑
でも後半になってくると、
続きが気になってどんどん読み進み………笑
猫が喋る……
何だか夏目友人帳のニャンコ先生みたいです(笑)
最後のあとがきを読んだら、
なんと続きがあるみたい。。
いつか出るのを楽しみに待っています(〃^^〃)
Posted by ブクログ
ちょっと不完全熱焼だった気がします。
この作家さんの他作品を読んだことがないので、これが作家さんの特徴で文体だと言われてしまえば何も言えませんが、もう少し終わりの方に刺激が欲しかったです。
Posted by ブクログ
昔兄が見た、という猫集会に紛れ込んでしまった主人公。
出ていくために、鏡を取ってくることに。
猫の手、というものになった主人公ですが
猫のために働く、というもの。
平和そう、と思ったらそうでもなかったですけど。
猫自体に、というわけではなくて、猫の生活のために、で
不法侵入してみたり人様の生活を覗いてみたり。
事件らしい事件は、猫の手になった中学生の
青春物語、的なものだけでしょうか?
兄が凄いですけど。
マタタビまで調合してまで、猫を抱き上げたいのか! と
突っ込みたいほどです。
双方嫌がってなければ…でしたが
猫の方は嫌がっているようです…w