あらすじ
「私には夢があります」――余命宣告を受けて今の私の夢は、夫婦2人でがんを克服して、その物語をたくさんのがん闘病中の人たちに知ってもらうことです。まだ自分の命も危ぶまれているというのに、いささか気が早い夢ではありますが、私はこの夢を絶対に叶えたいのです。まずは、愛する家族のため、自分のために。そして、元気になれたら同病で苦しんでいる人のために、何かできる人になりたいのです(本文より)「同じ子を持つ母親として、彼女の強さに勇気づけられた」「家族愛に涙が止まらなかった」「この一瞬を大切に生きることは、本当に尊いことなんだ、と40歳を過ぎて初めて知った」等、共感の声、続々。次女出産後に判明した乳がんに続き夫の肺がん告知、そして余命宣告……。それでも支えあいながら病と立ち向かう夫婦の姿を描いた感涙作。『ママとパパが生きる理由。』(2014年11月放送 TBS系列連続ドラマ)原案。
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Posted by ブクログ
若年性乳がんで子供が小さく母として、妻として、娘として悩んでいる人は本当に多いと思う。情報が少ない上に何を目標にして生きていけば良いのか悩んでいる人に読んでもらいたいし、命を諦めないという筆者の強い気持ちに医療者も勇気づけられる本だと思う。
Posted by ブクログ
39歳の夫婦が、同時に余命宣告を受ける。妻は乳がん、夫は肺がん。1歳と6歳の親として、どんな時も前向きにがんと向き合い、積極的に治療を受ける。妻は同じがん闘病中の人達に知ってもらうため、闘病生活をブログに綴る。最後の瞬間まで母であり続け、がん告知から1年後妻は永眠。