【感想・ネタバレ】おいらんガール 1巻のレビュー

響ワタル

時は江戸。火事で家を失い、吉原に売られた商家の娘・椿！ 自分に心傷を刻んだ初恋の奉公人を見返すため、花魁の頂点を目指すことに。…が、姉女郎で吉原のナンバーワン花魁・鷹尾に目を付けられていて!? 自分にだけ根性悪な一面を見せる鷹尾に椿は翻弄されるが!?

[ブクログ · ★★★★★]

何かにつけて椿をいびる鷹尾太夫がまさか
幼なじみの真だとは思わなかった。

あっと愕く展開も不自然さを感じさせない。
この先、鷹尾太夫こと真と椿がどうなるのか
楽しみ！

[ブクログ · ★★★★★]

響ワタルさんの最新作。花魁ものではありますけど、全然、ドロドロしてるところはなく、勧善懲悪もので1話ごとに完結してます。

椿が元気いっぱいの新造で、姉花魁の鷹尾は花魁の頂点に立っている超美人ですが、実は鷹尾は元椿の家の使用人で、昔椿を振った男真という設定です。

男が吉原で客を取らずにいれるのかっていうつっこみはありますけど、鷹尾の二重人格度合いとか、椿が鷹尾をホモと思っていて、鷹尾の気持ちには全く気付いていないところとか、面白いです。
個人的には同心の銀月のいじられキャラも好きですね。

次巻も楽しみです。