【感想・ネタバレ】私の体がワイセツ?! ――女のそこだけなぜタブーのレビュー

あらすじ

「この本を手にされた方は、少しびっくりするかもしれません。あの3文字があふれ返っているからです。まんこは人間の女性なら誰でも持っている体の一部。なのにどうして日本人は毛嫌いしたり、無視したりするの? そんな疑問からわたしはまんこのアートを作りました。(……)どういうわけか、警察に2回も逮捕されてしまいました」(「まえがき」より) 女は誰もが持っているものを作品にしてなぜ逮捕? 留置場で世の中のおかしさを深く考えた。その三文字で大あわてするこの国のおかしさを痛快に笑い飛ばそう! 「ワイセツ」裁判を闘うアーティストが、事件と半生を描く抱腹絶倒エッセイ!

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

日本には既存の価値観を揺るがす革命家がいるがこの方もその1人だと思う。卑猥とは何か、元々身体にあるモノを表現するのは法律違反なのか、大衆的で扇情的なものが猥褻なのか云々と読んでいると考えてしまう。海外の人と日本では反応が違うのが興味深かった。個人的にはペンネームの方がよほどふざけているようにも感じるが…。

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2017年08月09日

Posted by ブクログ

芸術を通して本質的な男女の平等を問う作者の勾留記
半生と幼少時代の価値観形成、また芸術活動に関してのエッセイ

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2018年11月23日

Posted by ブクログ

著者のほかの本とあまり変わりはなくて、このひとのタフさがただただ伝わってくる。これからもこのひとはいい意味で、変わらずこういうかたちで表現をしていくんでしょう。ほんまに、いろんなひとがおるなぁ。

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2015年09月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ろくでなし子氏の名前を知ったのは彼女がまんこアートという謎の作品がきっかけで逮捕された時である。特に興味も無く、卑猥なものを作って逮捕された人…程度の認識だったのだが、この本を読んでみると見方がいろいろと変わった。なぜ、日本では女性器がタブー化されているのか。そういった謎について今まで、深く考えた事が無かった。ろくでなし子氏の主張って面白いなーと思う。良い意味で。

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2015年07月20日

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