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Posted by ブクログ 2020年08月20日
私事ではございますが、実は最近、彼氏ができたんです(わーい)!
これまでの自分の恋愛をふり返ってみると、今の彼氏はびっくりするくらい素敵な方で「この人とは、今までの恋愛で繰り返してきた依存的な恋愛をしたくないな」と、そう強く思ったのでした。そんな時に手に取った一冊。
自粛中に行ったマインドフルネス...続きを読む。以前よりもだいぶ「自分を大切にする」ことができるようになってきた。
でもまだまだ、やっぱり恋愛となると自信がない。いつものように、相手に「好き」を押し付けてどっぷりと依存したり、「わたしにはもったいない」と自分を卑下しすぎてネガティブな感情を相手にぶつけたり、そんなことが起こるのではないか。でもそんな自分を変えたい、変わりたい。そんな気持ちに共感し、変わろうとする自分の背中を押してくれる、マインドフルネス恋愛版!
ちなみに、メンタリストDaiGoさんおすすめ本です。
今回もまた、あるあるポイントに心の声を垂れ流していくスタイルでお届けしてまいります。
P42「自分ではコントロールがきかず、何かあることを考えずにはいられない、また、何かをせずにはいられない状態のことを、心理学では『強迫的』であるという。」
→例えばね。彼からLNEの返信がこない、たったそれだけでなぜこんなにネガティブな妄想に囚われてしまうのか。ただ仕事が立て込んでいるだけかもしれない、眠っているだけかもしれない、いやでも、もし他の女の子と遊んでいるとしたら―と、頭の中は彼のことでいっぱいになってしまう。
P78「共依存症者とは、特定の他者の行動に左右されていて、かつ、自分は相手の行動をコントロールしなければならないという強迫観念に囚われている人のことである。」(メロディ・ビーティ)
→これだよ!まさに、LINEの返信がこなくて変な妄想してる自分のことじゃん。自分は専ら相手の返信ひとつで支配されている気になっていたけれど、でもそれって逆に、相手に「早く返信してよ」って思わせてるわけだから、支配してるのは自分の方なんだよね。この目線てすっごく大事。
P80「共依存症者は、『他人が自分を必要としているかどうか』が気になって仕方がない。すなわち、『(他人から)必要とされること』を『(自分は)必要としている』のである。」「他人が自分を必要としているのがわかれば、大きな充足感や安心感を覚える。一方、他人が自分を必要としているという手がかりが得られないと、激しい落ち込みに襲われる。すなわち、『他人が自分を必要としている=自分は生きている価値がある』との図式が頭の中にあるわけだ。自分の存在価値はあくまで他人しだいなのである。」「それゆえ、他人が自分を必要としているという証拠を必死になって探そうとするし、自分を必要としてくれそうな人を探して接触するなどして、自分からそういった状況を作り出そうとする。」
→うわああああああああ!わかった、もうわかった、まさにそうだ。だからダメンズを好きになってきたのかもしれない。だってその方がわたしも支配しやすいし、必要とされやすい。
P83「アルコール依存者、薬物依存者、その他の依存症者、仕事や金銭的な面がうまくいっていない者、性格的・情緒的に問題がある者、心に大きな悩みを抱えている者…共依存症者が恋愛相手として選ぶのは、このように『問題を抱えた者』であることが多い。なぜならそのような者たちこそ、『救いがいがある』からなのである。普通の相手では、『救いたい願望』を満たすことは難しいのだ」
→ですよね。そうですよね。そうです、わたしが共依存症者です(変なおじさん風に)。バンドマン好きだし、「仕事や金銭的な面がうまくいっていない者、性格的・情緒的に問題がある者」はお付き合いしたことがありますとも。
P107「深層心理では『恋人=象徴的親』であり、恋人は現実の親の代理なのである。これが共依存症者が恋人に『しがみつく』理由である。特に、ある特定の人にどっぷりとはまってしまう場合がそうだ。」
→うん、だよね。やっぱり結局親なんだよな…事例として挙がっている、ヒモ男とばかり長続きする女性の両親は教師だ。その女性は常に「もっと頑張らなきゃ」という強迫的な向上心と劣等感を持っていて、幸せを知らないまま、常に自分を「これじゃダメだ」と非難しながら生きている。だから、育ちや環境が近い人と一緒にいると「評価されている、どんなに頑張っても愛してもらえない」という気持ちが働いてしまって苦しくなる。でも、相手がヒモ男なら頑張らなくてもいい。評価されている、これじゃダメだ、なんて思わなくてもいい。だから、自分を受け入れてもらえたようで安心してしまう。
P134「自ら進んで不幸を甘受していないか、再点検してほしい。あなたは幸せになっていいのだ。『私は幸せになっていい』と自分に何度でも言い聞かせよう。自分が幸せになることを、自分が許してあげられるようになるまで何度でも。あなたの今の状況は私にはわからないが、きっと、そこまで苦しむ必要はないはずだ。あなたは幸せになっていいのだ。」
→泣いたよね。そうだよね、わたしは幸せになっていい。そう言い聞かせても、全力でそう思えない自分がまだどこかにいる。幸せになることへの罪悪感が、まだちょっとだけ、ある。それでも、わたしは幸せになっていい。
と、ここに載せたのは「第二章 共依存」の部分だけ。この後続く「第三章 回避依存」「第四章 ロマンス依存」「第五章 セックス依存」と、わたしは段々と共感する気持ちが低下。人によってどの章であるあるを体験するかは異なると思う。わたしはがっつり共依存にあてはまっていて、今回はレビューを書くにあたってもう一度第二章をさらったけど、やっぱりちょっと苦しかった。
この本にも出てくるけれど、必要なのは「適度な壁」。それってすごく難しい。やっぱり好きな人だからこそなんでも相手のことを知りたいと思ってしまうし、わたし自身が開示をしてコミュニケーションを重ねるタイプだから、自分ばかり不利な思いをしている、と、そんな風に思ってしまう。でも、相手が育った環境や人間関係は違うのだから、一方的に自分のコミュニケーションを押し付けたらダメで、大切なのは、自分の意見を誤解のないよう相手に伝えることだと思っていて、だから相手に言いたいことをきちんと言える関係性ってすごく大事だと思う。わたしみたいに大人に気を遣って、厳しい人に囲まれて育ってきた人って、このコミュニケーションにすっごく苦労する気がするんだよね。
でもそのわりに結構はっきり言うタイプでもあるわたしは生きづらくて生きづらくて、心身を壊したこともあって。だから、変わりたいと思った。専門家の力も借りた。今は、こうして読書から得られた知識でなんとか変わろうとすることができる。
そう、わたしは、幸せになっていいんだ。今の彼氏はちょっと自分にはもったいない、と思ってしまうこともあるけれど、だからといって卑屈になる必要なんてないんだ。彼といて幸せだと感じることを、許していいんだ。
Posted by ブクログ 2024年01月21日
つい最近彼女に気になる人がいると言われ振られて今でも引きずっており、自分は依存していたのではないかと思い、この本を購入しましたが買って本当に良かったと思います。彼女のことはまだ忘れられないのですが、彼女と相性がとっても悪いことはわかったし、この振り回されて辛い気持ちがどんどん沼にハマって行って依存し...続きを読むていたということがわかりました。本書にも書いてあるとおり、自分をいじめるのではなく幸せになりたい!早く依存から抜けだして新しい人生を歩まなくてはと思わされました。
Posted by ブクログ 2023年02月20日
以前から気にはなっていたものの、表紙と題名が相まって嫌煙していた書籍。読者層を狭めている気がして勿体無い。
本書は心理学の観点から恋愛特性の原因究明、治療を促すあくまでも学術的な良書であり、作者の経験から恋愛に翻弄されるメンヘラを宥める浅いエッセイではない。
幼少期にプログラミングされた愛着形式が...続きを読む恋愛に投射される事実は本書以外でも拝読する機会があったが、回復までのプロセスをここまで明記している本は初めて出会った。
自身の恋愛について、条件付きの愛情こそが本物の愛情だと認識し、アッパーリミットを設けていたことに気がついた。
また、幼少期のトラウマを払拭すべく、あえて父親と同じような男性を選び、再挑戦を繰り返す恋愛傾向を認識することができた。
過去の自分を労り、根本から改善に取り組むきっかけを与えてくれたことに感謝している。
読み始めてすぐに自分と当てはまりすぎて胸が苦しくなりました。
確実にわたしは恋愛依存症、しかも重度でした。
早く続きを読んで治さなきゃ!と思う部分もあれば苦しすぎて読みたくない時もありました。
でも今進まないと何も変わらないと思って、やっと読み終わりました。
正直、恋愛依存症なんですけど、、とカウン...続きを読むセリングに足を運ぶのは少し恥ずかしいけど、1ヶ月自分なりに色々本の通りに挑戦してみて、あまり良くならなかったらカウンセリングに通おうと思います。
わたしに教えを乞うていただきありがとうございます。絶対良くなって明るい未来を手にしたいと思います。
Posted by ブクログ 2020年12月09日
共感ばかりの一冊。
ばっちばち重度の恋愛共依存型。
本に書かれていることが当てはまりすぎて、
自分の未来が想像できて途中から怖くなりました。
他の人の経験談を聞いたら、
"そんな男のどこがいいの?"
"どうして別れないの?"と思うのに
自分の恋愛に関しては...続きを読む疑問に思わない。
もう典型的な恋愛依存。
正直、他の部分でも認知行動療法が必要なことがあり、同時に直して行きます!
Posted by ブクログ 2017年03月27日
恋愛依存症に陥るタイプ、原因、解決方についてひとつひとつ丁寧に記されていたのがとても良かった。依存となる深層心理にも、過去の出来事がきっかけとなっており、その過去を整理しなければならないことなど、実際に実現するには辛い部分もあるが、当事者にとっては必要なプロセスが分かりやすいと思う。
Posted by ブクログ 2023年11月16日
依存症の中でも恋愛依存症、そしてさらに分類されたものを具体例を交えて紹介されていた。
辛い恋愛を繰り返してしまう背景には、幼少期の親子関係がある。
自分自身子育てをしているので、気をつけたいと思ったこと。
・子どもを、愚痴の聞き役、慰め役、アドバイス役にさせてしまう親のもとでは、子どもは永遠に「...続きを読む人を救う役目」を担わされてしまう。子どもは親の愚痴を聞き流すことができないので、何もできない自分に無力感を持ってしまう。
・ナルシシズムの段階から、親からの分離独立の段階を経ることで、ナルシシズムから脱却する。
適切に子どもとの距離をとる必要がある。
さて、自分は恋愛依存症の傾向があるのかどうかというのもチェックしてみたがあまり当てはまらなかった。
ただ夫に対して搾取、依存傾向があるかもしれない。恋愛の段階ではもちろんないけれど、結婚生活にすべてを求めずに自分自身の生活を自分の力で幸せにしていこうと思えるきっかけにもなった。
Posted by ブクログ 2023年02月06日
共依存で、恋愛がうまく行かないから読んでみた。不安型にあてはまると自覚した。自分に近いケースを読むだけでもいいと思う。読んだからといって、改善されるかは別問題だが
まずは恋愛依存だと自覚することが大切だと感じた。
おもしろかった
匿名 2022年12月23日
他人から見たらなんで?って思う部分と共感できる部分があり、恋愛ってやっぱり楽しいだけのものだけではなく、辛い部分もたくさんあるものだと改めて思いました。辛くなった時に読み返そうと思います。
Posted by ブクログ 2021年12月19日
自分の恋愛を客観的に見つめることができた。そこまで恋愛依存の症状はでてなかったけど、前の恋愛は共依存的だったなと思う。今回はかなり落ち着いてるけど、相手がロマンス依存の恋愛をしてきていたから、今後どうなるかに対処しないとだね。
Posted by ブクログ 2021年08月02日
様々な愛のカタチがあることを改めて思い知らされる本
周りの人間の棚卸しができるかも?
■6つの愛のカタチ/ハトフィールド、ウォルスター
①ルダス・遊びの愛
②マニア・狂気的な愛
③プラグマ・実理的な愛
④エロス・美への愛
⑤ストルジュ・友情的な愛
⑥アガペ・利他的な愛
◼︎独裁者タイプ
◼︎...続きを読む搾取者タイプ
人に要求してばかり
頼むときは急に優しい
利用されていると不安にさせる
要求にあたって精神的なギャップが大きい
しつこい
子供っぽいわがまま
こういうタイプいるなぁと。感心してしまった。
◼︎逃げ腰症候群
◼︎境界線パーソナリティ障害
(Boderline Persinality Disorder)
〈対策〉
・ゆっくりと坂をのぼる(会うのを1週間に1度にしたり、1日中ではなく、夜だけ会うなど)
・坂を降りるときにも冷却期間をおいてみる(最終的に別れることになったとしても)
・恋人ではない異性を増やす
・『刺激・興奮』と『やすらぎ』に等しく価値を見出すことができるようになるかどうかが最大のカギ
Posted by ブクログ 2021年05月05日
恋愛に対して、自分がどんな依存症にかかっているかが分かる書籍。
苦しい恋愛の経験がある方にはぜひとも読んでいただきたい1冊です。
ちなみに僕は、ロマンス依存でした。
簡単に言えば、常に刺激を求める傾向にある人。
逆に、刺激を感じなくなってしまうと冷めてしまう。。。
全部が全部そうではないですから...続きを読むね?笑
Posted by ブクログ 2020年09月22日
こんな本を読むことが駄目なんじゃない?
なんて思ったりもしたけど、
客観的に自分の恋愛を見直すことが出来ました。
そこまで酷くないな…と思いたい自分も
居てレビューも避けようかと思ってましたが、
わたし自身、なんで刺激のある人とか
少し難がある人を好むのか…
それが、恋愛以外に刺激を求めることで回...続きを読む避
出来るのかもしれないなあ、と思えるようになりました。
普段友達と話す内輪の女子会では得られない
見解を知ることができたと思います。
Posted by ブクログ 2020年07月14日
依存的な恋愛ばかりしてきたまるで私のことを書いてあるような本。ここに書いてあるように、惹かれる男性はいつも必ず他人をどこか遠ざけている回避型の男性。恋愛はいつもうまくいかない。時々この本を読んで、自分の依存的な性格とか回避型の人に惹かれてしまう傾向を再認識して気をつけるようにしています。
Posted by ブクログ 2020年05月27日
とても客観的に自分を分析できる1冊。自分が思っていたものとは違う症状であるかもしれないと、発見できる本であった。 自分をそんなに苦しめ、虐めなくて良いではないか、という文章が深く刺さった。
Posted by ブクログ 2022年02月20日
もし依存的な恋愛をしているならば、なぜそのような恋愛をしてしまうのか、そういう行動をとってしまうのか、原因に気づくきっかけになるかもしれない。
Posted by ブクログ 2021年07月01日
恋愛についてネガティブになってきたので、過去の恋愛経験と照らし合わせながら読んだ。自分のトラウマと向き合いながら泣きながら読んだ。勉強になったので、同じ様に依存的な恋愛に苦しんでいた友人に勧めることも出来た。
Posted by ブクログ 2021年05月28日
とにかく自己肯定感の低さがすべてに共通しているようです。特に女の子は、苦しいのに、抜け出したいのに、自己肯定感の低さから苦しくていいと諦めてしまっているのでしょう…。ヒラリー・クリントンさんが、女の子たちに向けて「あなたたちには価値がある。それを忘れないで」と言った言葉を、わたしたち女性はもっと噛み...続きを読む締めるべきかもしれない。自分を大事にするために。