【感想・ネタバレ】念力家族のレビュー

あらすじ

蜷川幸雄、糸井重里ら各界のクリエーターがその才能を絶賛! 鬼才、笹公人の伝説の第一歌集が、まさか(!?)のテレビドラマ化にともない文庫で登場。「念力」を持つ家族の不思議な日常を詠んだ本書は、じわじわくる笑いがクセになる!

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Posted by ブクログ

大学生時に部室に置いてあった。当時こんな歌集読んだことなかったから、とてつもない驚きと興奮を覚えたのをいまだに忘れないでいる。文庫化となり、自分のものとなったことがとても嬉しい。

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2017年10月17日

Posted by ブクログ

 10数年前、札幌へ帰省したおり、ヴィレッジヴァンガードで「念力図鑑」を見つけて買う。
 トンデモ本で紹介されていた「念力家族」の続刊か。揶揄する気持ちで読み始めたら……、打ちのめされた。
 この才能は寺山修司ばり!
 飛んでくる チョークを白い薔薇に変え 眠り続けるあなたはレイコ
 など、いまだに暗誦できる。
 惚れ込んだ余り、コミケ用に制作した「エスパー魔美」研究誌の中表紙に、
 百時間 テレビに青く照らされて 少女はついにテレポートする
 を引用してしまった。
 処女歌集「念力家族」では「図鑑」ほどの感銘が得られなかった。つまり、歌人として腕を上げたのだろう。
 巻末の大林宣彦による解説が熱い。

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2019年06月06日

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