あらすじ
どうすれば思い通りの人生を手に入れられるのか?
その答えを、メジャーリーガーのダルビッシュ有選手や
サッカー日本代表の本田圭佑選手といったスーパースターたちのブランディングを担当している著者に、
「セルフブランディング」の観点から語っていただいたのが本書です。
本書で紹介するセルフブランディング手法「3C」は、
超一流のアスリートやアーティストたちに共通する「ある生き方」を参考に生み出されたもので、
この手法を用いることで誰でも社会的存在感や好感度を高めることが可能になります。
具体的方法は、以下の通り。
(1)「コンセプト」を決める。(Concept)
(2)外見・主張・行動にコンセプトを反映し、「一貫性」を持たせる。(Consistency)
(3)一貫性を「継続」する。(Continuity)
著者は実際にこの手法を用いて多くのスーパースターを“創り上げて”きました。
そうしたなかで気づいたのは、むしろスポーツ界やエンタテインメント業界などとは縁遠い人が輝くためにこそ、
3Cが大いに役立つのではないかということ。
3Cを使うと、「本当の自分」や「なりたい姿」にふさわしい生き方をすることになります。
そうすることにより、あなたがどういう人間なのか、どういう思いや考えを持っているのかが周囲に知れ渡ります。
ぜひ本書を読み、3Cを実践して自分の存在価値を高めてください。
そうすればきっと、思い通りの人生が手に入るはずです。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ダルビッシュ有投手や本田圭佑選手などのアスリートのマネージメントを行う著者が一般人がすごい人へと変わるために彼らに共通するセルフブランディングの流儀を解説した一冊。
コンセプト、一貫性、継続の3Cを大事にしてセルフブランディングしていく方法を著者の経験や著者が接してきた一流アスリートやアーティストとの体験から書かれており非常に勉強になりました。
本書に出てくるアスリートが一流たる所以も本書に書いてある行動から結びついてくる部分も大きくあることを感じ、また著者がイメージを壊さないようにマネジメントすることによって発する言葉により説得力が生まれ共感されるのであろうと感じました。
そして、コンセプトの見つけ方や継続していくための気持ちの保ち方などを学ぶことができました。
また、ファッションがブランディングに大きく関わってくることも本書を読んで強く感じました。
そんな本書の中でも短所の見方を変えることと時間を意識して行動することは視点を変えるきっかけになりそうで印象に残りました。
本書で取り上げられた多くの著名人のエピソードなどから自分の表現方法を真剣に考えることが生き方を表現することに繋がると感じた一冊でした。