【感想・ネタバレ】埼玉県神統系譜のレビュー

あらすじ

倒産目前の神社を立て直す一人と一柱の物語。

高校二年の夏、進路調査票によって生徒たちは人生の岐路に立たされる。己の将来に悩み、不安を覚える者たちもいる中、立花孝介はひとり余裕ぶっこいて泰然自若としていた。白狼神社の一人息子である彼の場合、いずれ実家の神職を継ぐことになるのは自明の理……だったのだが、「うちの神社は今、倒産しかけてんぞ?」。父親の突然のカミングアウトにより、我が家の惨状を知ることとなった孝介。そんな折、孝介は白狼神社境内にて、自分を神社の神だという女と出会う。“千谷の雪花狼”と名乗るその女は、神社の経営を立て直すべく、孝介に神官見習いとして、神社に寄せられた願いを叶えていく仕事の手伝いをするよう要請。「こいつ本当に神なのかよ?」と半信半疑ながらも、彼女を手伝うことになる。かくして今、埼玉の地にて一人と一柱の物語が幕を開ける――!!第9回小学館ライトノベル大賞ガガガ賞受賞作。

※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。

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Posted by ブクログ

全く期待していませんでしたが,悪くない,というか,続きがあったら読みたいレベル。
ストーリィで読ませるという性質のものではなく,会話や主人公の心情が書き綴られている部分を楽しむものだと思います。
所々でクスリとさせられました。

ただし,埼玉県や神道についての知見が得られるものではありませんので,タイトルはややミスリードかもしれません。

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2016年05月20日

Posted by ブクログ

神社の跡継ぎDKの語り口調が工夫されていて楽しい。(ちょっとクドすぎだけど)
アホ過ぎす深刻になりすぎず、爽やかな感じにまとまってる。

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2023年03月31日

Posted by ブクログ

既刊1冊のみ。
ライトノベルらしくなく、1ページに文字がびっしり書かれていたり、落ち着いた知的な表現が味わいの作品。神様の雪花の巫女姿も良いけど制服姿も良い。

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2018年11月01日

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