【感想・ネタバレ】きみはいつか、ぼくの声をきく【イラスト付】のレビュー

あらすじ

真幸は精神的な理由で声が出せない。幼馴染みの純太に助けられてきたけれど、ある日、「好きで面倒を見ているわけじゃない」という彼の本音を耳にしてしまう。喪失感の中、真幸の世界へ入りこんできたのは、不良と噂される転校生の芝山実波。「声を聞かせろ」と迫る彼は強引なくせに、時々さみしげな顔をする。戸惑いながらも距離を縮めていく二人だが、なぜか、辛辣な言葉を吐いたはずの純太は、真幸に近づく実波を許そうとはしなくて――。青少年の心が織りなすセンチメンタル・グラフィティ。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

★3.5。お初作家さま。余白少ない、ちゃんと読ませる文体だった。
精神的要因で話せなくなった受けと、ちょっとアウトローなクラスメイトの攻め。+受けの幼なじみとその彼女の複雑に絡んだ関係。
受けが喋れなくなった原因を小出しにして、謎解きのような流れだったので先が気になって気になって…。想像してたより事件は酷くなかったけど、病んでる人の行動心理にちょっとビビった。

残念な所というか、もっと攻めの過去とか内面に言及してほしかった。ので攻めの行動が納得いきません。もしくは、いじめっこのエピはなくて良かった。DV男って暴力と優しさを繰り返すんだよね、と最期にふと思ってしまった自分に残念…。ああ台無し。

0
2015年09月16日

「BL小説」ランキング