あらすじ
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『ぴっぽのたび』の刀根里衣が描く、
深く透き通った青色の世界
主人公は2匹のネコ。湖にうかぶ“キラキラ光るもの”を、大好きなシロにプレゼントしようと悪戦苦闘するクロ。水中から戻ってくると“キラキラ”は消えており、クロはしょんぼり。しかし、その横でシロはやさしく微笑んでいる。なぜなら、大切なものはふたりの心のなかにあることを知っていたから……。ハートウォーミングなメッセージを、作家が表現したかったという、どこまでも深く、どこまでも透き通った、青色の世界とともに語りかける珠玉の一冊。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
お互いを想い合うクロとシロの猫2匹のお話。
「湖に浮かぶキラキラ光るもの」をシロにプレゼントしてあげたいクロは、あの手この手でキラキラを手に入れようとしますが、なかなかうまくいきません。
本当に大切なものは贈りものそのものにあるのではなく、喜ばせたいと相手を想うその気持ちにある…ということが伝わる絵本です。
シロのために一生懸命キラキラを掴もうとしたクロの気持ちも愛おしいし、プレゼントなんてもらわなくても、ただ2人でいることの幸せを知っているシロの優しい気持ちも心が温かくなります。
この気持ちを忘れずに生きていきたいものですね。
Posted by ブクログ
ブルーの色調が美しいファンタスティックな絵本。二匹の猫の質感がふわっとしていて温かみを添えている。著者はミラノを拠点に絵本製作に取り組んでいる。
Posted by ブクログ
大好きな人を喜ばせたかったクロ。どこにも行かず、そばにいてほしかったシロ。大切なものは、二人の心の中に…。刀根里衣さんの作品は、絵が綺麗なので、手元に置いておきたい!