【感想・ネタバレ】島 左近 義を貫いた闘将の生涯のレビュー

あらすじ

筒井順慶の侍大将・島左近は、明智光秀を裏切った主君に仕えるのを潔しとはせず、退去して浪人となる。しかし、戦国の世に生まれたからには、一度は天下を賭けた舞台で戦いたいと考え、彼の力量を買い家老として迎えてくれた石田三成の参謀として関ヶ原に駒を進めた。卓抜した実力を持ちながら、義を貫き敗戦必至の戦いに挑んだ闘将・島左近の壮烈な生涯をつづる渾身の長編歴史小説。

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Posted by ブクログ

左近が最も活躍した時代の背景と情勢をメインにしたお話。左近自身の話は全体の何割…と言う感じではありますが、それでも彼の冠小説なので何かと絡んでは来ます。個人的には浪人時代の悪漢退治のシーンが楽しかったです。この辺りが一番彼の人となりが描かれていてこういうのが読みたかった!と思えました。
この侍大将が好きな方にはオススメできると思います。

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2013年12月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

筒井順慶の侍大将・島左近は、明智光秀を裏切った主君に仕えるのを潔しとせず、退去して浪人となる。しかし、戦国の世に生まれたからには、一度は天下を賭けた舞台で戦いたいと考え、彼の力量を買い家老として迎えてくれた石田三成の参謀として関ヶ原に駒を進めた。卓抜した実力をもちながら、義を貫き敗戦必至の戦いに挑んだ闘将・島左近の壮烈な生涯をつづる渾身の長編歴史小説。

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2011年11月29日

Posted by ブクログ

自分の夢を託す男として三成を選ぶ左近。立ち位置が常に『自分』という感じの左近でした。この小説の左近は参謀として、多少の距離をもって殿を見ているような気がしました。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

明智光秀に多大な恩を受けながらも、本能寺の変の際光秀に決して味方しようとしなかった主君・筒井順慶を見限り、島左近は浪人の身となった。そこに現れ、彼の力量を大きく評価し、家老として迎えてくれた石田三成のもと、参謀として新たな人生を歩み始める。
「三成に過ぎたるものが二つあり 島の左近と佐和山の城」
越した能力でその名を広めながらも、義を貫いて勝ち目のない三成に殉じた滅びの美学が垣間見れる。

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2009年10月04日

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