あらすじ
車が暴走するデコボコ道路を裸足で闊歩。泥酔して暴れ、ルーズで浪費好き、それがオーストラリア国民、オージー。粗野でマイペースな彼らは、国際的に「おバカ」とも揶揄される。しかしOECD調査の幸福度では4年連続「世界1位」。相容れない「おバカ」と「幸福」が同居するのはなぜか? 在住18年の著者が、実体験とデータから秘密を探る。領土問題やTPPなど、国際的課題を抱える「賢い」日本。今こそ愛すべき「おバカ」大国から学べ!
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Posted by ブクログ
「職場でうまくいく声掛けの仕方」みたいな考え方は著しく遠くにある国民性なのだと分かる。勝負している、土俵とか次元が違うという感じ。「心理的安全性」なんて考えたことないのかもしれない。真似できる点は少なそうだけれど、そんな考え方の人達もいるのだなと参考になる。日本人でも「俺流」な人たちは、少しオージーに考え方が近いのかもしれない。
Posted by ブクログ
オーストラリアという国とそこに住む人々を理解する必要があって手にとった。米国人に似てるかも?日本人とは全く異なるオーストラリア人の説明から、日本人ももう少し力を抜いて生きようという提案をしてくれる。
Posted by ブクログ
幸福度世界一位のオーストラリアの「おバカ大国」ぶりが書いてある、面白い本。
大国ゆえの緩さがあり、オーストラリア人(オージー)の良い所も沢山ある。
オージーから学ぶ、幸福10箇条。
1、言いたい事をいう。
2、他人のいう事はあまり聴かない。
3、常に自分のタイミングで。
4、流行をあまり気にしない。
5、不必要なことならば、しない。
6、自分が置かれた状況に感謝する。
7、嫌なことなら我慢しない。
8、頭にきたなら、その場でとことん怒って忘れる。
9、困ったら時には逃げよう。
10.心配するのは、やめよう。
Posted by ブクログ
とにかくパワフルなものが好きで、子供のように無邪気。後先を考えるということをせず、困ってもだいたいその場しのぎ。フレンドリーで、人の目を気にせず、やりたいことをやるし、言いたいことを言う。他人のミスに寛容だが、自分のミスにはもっと寛容……といったオーストラリア人の姿を、現地で日経新聞の現地記者として仕事をする著者の視点から、日本人と比較しつつ解説。日本人からすれば「信じられない!」ということも多いが、幸福度でいえばオーストラリアは世界一ィ! というわけで、もうすこし日本人も連中のことをまねしたほうがいい(面もある)んではと。「オージー」といえば、おおらかでいいかげんという形容詞として通じるものかと思うが、まぁだいたいそんなかんじ? 気軽に読めて、一理あるなぁと思うこともポロポロと。きまじめな人には、オーストラリア、つらい国だろうなぁ。
Posted by ブクログ
オーストラリア本という発想は意外だったな。
まー、書いてある内容はマッチョなガキがそのまま生きていける社会で、それが幸福に繋がってる、ということに粗々まとまる。
そりゃいいし、そういう生き方もいいと思うが、当然それを許容できるシステムと環境があるわけだ。
そこを無理やり、日本人に対して、こういうふうに考えたらいいじゃん、というのは、変な結論。
言いたいことは言う、他人の言うことをあまり聞かない、常に自分のタイミングで、流行をあまり気にしない、不必要なことならばしない、自分が置かれた状況に感謝する、嫌なことなら我慢しない、頭に来たならその場でとことん怒って忘れる、困ったら時には逃げよう、心配するのはやめよう。
いいこともあるが、こんなの日本でやったらどうなるか、目に見えている。
スタッフから、最後に書かれているおことわりの一文が全てを表しているのではないか。
Posted by ブクログ
良い。
オーストラリアがどんな国なのか今まで知らなかったが、色々分かった。オーストラリアも、資源が豊富なので、豊かな国ということか。そういった国は、概して国民は怠け者になるらしい。