あらすじ
キラルリアは名家の姫でありながら巫女となり、神へ祈り、静かに暮らしていた。そんなある日、若き皇帝エスティオスから「お前は神託で妃に選ばれた」と告げられる。「この身は神に捧げたもの」と抵抗するも、「その神の言葉に逆らうのか」のと無理やり妻にされてしまう。しかし、初夜の儀式でエスティオスはキラルリアを強引には抱かず、ひたすら快楽へ溺れさせる。そんな彼の優しさに惹かれていくが…?
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Posted by ブクログ
読者レビューを見たら、イマイチだったので、購入時は迷いました。
読後の感想は、うーん、面白い、けど、特に語ることもない-。
皇帝が神聖な神殿に仕える巫女を手に入れるために、神託だと偽り花嫁にした。それほどまでに彼女を好きというだけあり、皇帝はキラルリアには優しい。その優しさには好感が持てました。あと、キラルリアも良い皇妃になろうとしている健気なところや、皇帝のことを好きになりかけていたのに、自分が騙されたと知り一旦は心が離れかけて、また好きになるところなどの心情描写も自然で良かったです。
言うとしたら、そんなところでしょうか。
そういえば、レビュー評価は小説そのものより、イラスト(表紙)が良いとの声が多かったです。私もイラストは素敵だなと思いました。