あらすじ
監査役は、会社内における取締役その他の業務及び財産を監査する。あおぞら銀行・地蔵通り支店閉鎖に伴い、支店長から同行の監査役に就任した野崎修平。それを機に、彼は銀行の改革を決意。混迷の続く金融業界に一石を投じ、不正の蔓延に歯止めを掛けるべく動き出す!!
...続きを読む感情タグBEST3
ドハマりした
読みやすいし当時の金融界の情勢が分かりやすく
合併編・頭取編まで一気読みしてしまいました。
正義心に燃える野崎、その芯がぶれることはないけれど
作中の表現でいう仏鬼一体という人格に成っていくのがゾクゾクします。
……頭取編には京極頭取の息子が強敵のように登場しますが
お前なんだったんだよみたいな退場の仕方したのは笑いました。
野崎の人柄がいいです!
織田裕二さんのファンで、2018年1月からWOWOWでドラマ放映されるとのことで購入。銀行のお話ということで、お堅いお話かと思いきや、思ったよりわかり易かったです。(業界用語は簡単な説明あり)
野崎の誠実なキャラが、織田さんのイメージとマッチしていいなと思います。
時々出てくる野崎の家族の話もなんかほっとできていいです。様々な個性の人々が登場する人間ドラマでもあります。
なかなか面白く、思わず12巻一騎読みしてしまいました。
Posted by ブクログ
ある日、監査役として役員に選ばれた野崎修平。
彼を待ち受けていたのは、巨大銀行の中にある権力と闇の構造であった。
そんな暗闇へひとり勇敢に、そして誠実に立ち向かう男
監査役野崎修平の物語。
非常にリアルに銀行の内部が描かれていて、これを読むと金融業界に行く気は全力でなくなりますw