【感想・ネタバレ】鍵山秀三郎「一日一話」 人間の磨き方・掃除の哲学・人生の心得のレビュー

あらすじ

昭和36年、一人で始めた事業が、いまや年間売上1,250億円、経常利益40億円という優良企業へ。その企業とは全国に店舗を構えるカー用品専門店「イエローハット」である。創業者の鍵山秀三郎氏は語る。「私には人より抜きん出た能力は一つもない。商売の才覚もない。リーダーシップもあるとはいえない。そんな平凡な私がいままで事業を続けてこられたのは、トイレ掃除を通して“誰にでもできることを、誰にもできないくらい、徹底して続けてきた”という以外に理由は見当たらない」と。なぜ掃除を続けるだけで企業を大きくすることができたのか? じつは掃除には、人間の心を磨く力から企業を伸ばす力まで、あらゆる力が秘められているのである。本書は、「日本を美しくする会」相談役でもある著者が折々に語った名言・至言を編集し、一日一話形式にまとめたもの。毎日一話読むだけで、心が洗われていくとともに、困難な時代を生き抜く勇気が与えられる。

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Posted by ブクログ

一つ拾えば、ひとつだけきれいになる
から始まる鍵山さんの講話集。

一年365日、毎日一つずつ読むことができる、日めくりカレンダーみたいなかんじ。
どの言葉も、鍵山さんが実践して来られたからこその説得力ある話です。

どんなことでも一歩を踏み出す勇気が必要ですね。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

「ひとつ拾えば、ひとつだけきれいになる」
「足元のゴミひとつ拾えぬほどの人間に何ができましょうか。」

イエローハットの鍵山秀三郎氏の言葉を一日一話形式でまとめた本ですが、冒頭から強烈なパンチを浴びせられた気分です。

「簡単なこと」「単純なこと」を淡々とやり続けることの大切さを懇々と説かれています

座右の書の筆頭にあげられる本です。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

ひとつ拾えばひとつだけきれいになる、から始まる鍵山秀三郎氏の人生訓。

誰でもできる事を、誰も出来ないくらいに努力する。
若い頃私は社長から雑用をさせられたと思って手を抜いた事があるが、今ならわかる。

また、心に残ったのは、後継者が同じように掃除を出来ないからと固辞した時に、同じ事をやるなら頼まないと言って引き受けてもらったエピソード。
鍵山秀三郎の代名詞とも言える掃除ではなるが、絶対視してるわけではないというのが深いと思った。

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2025年03月29日

Posted by ブクログ

この一冊で最も刺さった一話を挙げるとしたら、「凡事徹底」だ。
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①すべてに行き届いている
②その人の主義と行動が迷うことなく一貫している
③すべてのものを活かし尽くす

平凡なことを徹底してやると、平凡の中から生まれてくる非凡が、いつかは人を感動させると信じています。
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平凡をやり続けるのは、非常に大変なことだ。同じことを続けていても、すぐには成果が出ないし、だんだん飽きてくる。さらには、人生、突発的な出来事に振り回される。

それでも、やり続けられるか?凡事徹底の果てに何を見るのか?この本は、問いかけてくる。

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2025年02月02日

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