【感想・ネタバレ】祇園豆爾 ちょっと昔の祇園町のレビュー

あらすじ

京都島原に生まれ15歳で舞妓に、桑原武夫、團十郎ら一流のご贔屓筋を持ち45年、今は舞妓を育てる豆爾が、しきたりや芸を守り、「祇園らしさ」を大切にする祇園町のど真ん中から語る。芸妓籍を持ちながらお座敷に出なくなって約30年、中心にいながらも、一歩引いた視線で祇園を見てきた豆爾ならではの今の祇園町、ちょっと昔の祇園町。文化人・役者・政財界人がこの町を愛したわけが垣間見える、華やかで懐かしい祇園語り。

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Posted by ブクログ

三条の大垣書店に寄って買う。昨夜、てる子さんの舞妓姿の絵を見て昔の祇園の話が出た。なんかの符号か。この本は豆爾姐さんが舞妓、芸妓そして置屋の女将のことを書いている。立方として去年の温習会で通う神を斗美千代姐さんと舞ってるのを見ている。

私の知らない昔の祇園町を見る思いがする。稽古にしても、プロの稽古は素人の稽古と違う。そんな話が散りばめられている。

バーのカウンターで飲みながら、こんな話が聞けたら良いなと思うけど、実際はしょもない話をしてしまう。聞くほうにも下地が必要なわけだ。

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2015年02月12日

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